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条文 民法 第3編

第4章

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第703条不当利得の返還義務過去問 9

法律上の原因なく他人の財産又は労務によって利益を受け、そのために他人に損失を及ぼした者(以下この章において「受益者」という。)は、その利益の存する限度において、これを返還する義務を負う。

この条文の過去問 9問
2023年 司法試験 第29問 肢イ
善意の受益者がその利得に法律上の原因がないことを認識した後にその利益が消滅したときは、その受益者は、現に利益が存しないことを理由として不当利得に基づく返還請求を拒むことができない。
2020年 司法試験 第28問 肢ア
所有者から寄託された動産を受寄者が売却し,買主に即時取得が成立した場合,買主は,寄託者に対し,不当利得返還義務を負わない。
2018年 予備試験 第4問 肢オ
Aの所有する液体甲(100立方メートル)が,Bの所有する液体乙(10立方メートル)と混和して識別することができなくなり,液体丙(110立方メートル)となった場合において,Aが液体丙の所有権を取得したときは,BはAに対し,不当利得の規定に従い,その償金を請求することができる。
2018年 司法試験 第11問 肢オ
Aの所有する液体甲(100立方メートル)が,Bの所有する液体乙(10立方メートル)と混和して識別することができなくなり,液体丙(110立方メートル)となった場合において,Aが液体丙の所有権を取得したときは,BはAに対し,不当利得の規定に従い,その償金を請求することができる。
2018年 司法試験 第22問 肢イ
債務の免除があった場合において,債務者が債務の免除を受けたことを忘れて弁済したときは,債務者はその返還を求めることはできない。
2018年 司法試験 第28問 肢ア
Bが自ら生け垣を修理した場合には,Bは,Aに対し,その修理に対する報酬の支払を請求することはできない。
2014年 予備試験 第9問 肢ウ
債務者の弁済が,債権の準占有者に対する弁済として有効となる場合においては,真の債権者は,弁済を受けた者に対し,不当利得返還請求をすることができない。
2014年 司法試験 第21問 肢ウ
債務者の弁済が,債権の準占有者に対する弁済として有効となる場合においては,真の債権者は,弁済を受けた者に対し,不当利得返還請求をすることができない。
2012年 司法試験 第15問 肢4
建物に設定された抵当権が実行された場合において,抵当権の設定登記後であって競売手続の開始前からその建物の引渡しを受けて占有し使用している者が存在するときは,その建物の占有者は,買受人による建物買受けの時から6か月間,買受人に対する使用の対価を支払うことなく建物の明渡しを猶予される。
第704条悪意の受益者の返還義務等過去問 5

悪意の受益者は、その受けた利益に利息を付して返還しなければならない。この場合において、なお損害があるときは、その賠償の責任を負う。

この条文の過去問 5問
2025年 司法試験 第29問 肢イ
悪意の受益者は、不法行為の要件を満たすときに限り、損失者に生じた損害の賠償をする義務を負う。
2023年 司法試験 第29問 肢イ
善意の受益者がその利得に法律上の原因がないことを認識した後にその利益が消滅したときは、その受益者は、現に利益が存しないことを理由として不当利得に基づく返還請求を拒むことができない。
2018年 予備試験 第4問 肢オ
Aの所有する液体甲(100立方メートル)が,Bの所有する液体乙(10立方メートル)と混和して識別することができなくなり,液体丙(110立方メートル)となった場合において,Aが液体丙の所有権を取得したときは,BはAに対し,不当利得の規定に従い,その償金を請求することができる。
2018年 司法試験 第11問 肢オ
Aの所有する液体甲(100立方メートル)が,Bの所有する液体乙(10立方メートル)と混和して識別することができなくなり,液体丙(110立方メートル)となった場合において,Aが液体丙の所有権を取得したときは,BはAに対し,不当利得の規定に従い,その償金を請求することができる。
2016年 司法試験 第28問 肢オ
不当利得における悪意の受益者は,損失を被った者に対してその受けた利益に利息を付して返還しなければならないが,その者になお損害があるときは,不法行為の要件を充足していないとしても,その者に対してその損害を賠償しなければならない。
第705条債務の不存在を知ってした弁済過去問 3

債務の弁済として給付をした者は、その時において債務の存在しないことを知っていたときは、その給付したものの返還を請求することができない。

この条文の過去問 3問
2023年 司法試験 第36問 肢エ
債務の弁済として給付をした者は、給付の時において債務の存在しないことを知り、又は重大な過失によって知らなかったときは、その給付したものの返還を請求することができない。
2018年 司法試験 第22問 肢イ
債務の免除があった場合において,債務者が債務の免除を受けたことを忘れて弁済したときは,債務者はその返還を求めることはできない。
2016年 司法試験 第28問 肢ア
債務が存在しないにもかかわらず,その事実を過失により知らないで債務の弁済として給付をした者は,その給付したものの返還を請求することができない。
第706条期限前の弁済過去問 3

債務者は、弁済期にない債務の弁済として給付をしたときは、その給付したものの返還を請求することができない。ただし、債務者が錯誤によってその給付をしたときは、債権者は、これによって得た利益を返還しなければならない。

この条文の過去問 3問
2025年 司法試験 第29問 肢ウ
債務者が、弁済期にない債務の弁済として給付をした場合において、その給付が錯誤によるものであるときは、給付したものの返還を請求することができる。
2020年 司法試験 第28問 肢ウ
過失により弁済期が到来したものと誤信をして,弁済期が到来する前に債務の弁済としての給付を行った者は,弁済期が到来するまでは,その給付したものの返還を求めることができる。
2011年 司法試験 第29問 肢2
Aは,Bに対して債務を負っており,その弁済期前であることを知りながらその債務を全額弁済した場合,Bがそれを弁済期までの間に運用して利益を得ていたときは,その利益は,Aとの関係で不当利得となる。
第707条他人の債務の弁済過去問 2

1債務者でない者が錯誤によって債務の弁済をした場合において、債権者が善意で証書を滅失させ若しくは損傷し、担保を放棄し、又は時効によってその債権を失ったときは、その弁済をした者は、返還の請求をすることができない。

2前項の規定は、弁済をした者から債務者に対する求償権の行使を妨げない。

この条文の過去問 2問
2025年 司法試験 第29問 肢エ
債務者でない者が錯誤によって債務の弁済をし、債権者が善意で債権証書を滅失させたときは、その弁済をした者は、返還の請求をすることができない。
2020年 司法試験 第28問 肢オ
自らを債務者であると誤信して他人の債務を弁済した者は,債権者が善意でその債権を消滅時効により消滅させてしまった場合,債権者に対し弁済金の返還請求をすることができない。
第708条不法原因給付過去問 13

不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することができない。ただし、不法な原因が受益者についてのみ存したときは、この限りでない。

この条文の過去問 13問
2025年 司法試験 第29問 肢オ
不法な原因のために給付がされた後、当事者間で給付したものの返還が合意されたときは、給付をした者は、その合意に基づき、給付したものの返還を請求することができる。
2023年 司法試験 第29問 肢ウ
未登記の建物が不倫関係の維持を目的として贈与され、その建物の引渡しがされたときは、贈与者は、受贈者に対し、不当利得に基づいてその建物の返還を請求することができない。
2023年 司法試験 第29問 肢エ
不法な原因のために給付をした者は、不法な原因が受益者についてのみ存した場合であっても、給付したものの返還を請求することができない。
2023年 司法試験 第29問 肢オ
Aがその所有する動産をBに贈与し、その引渡しをしたことが不法原因給付に該当し、不当利得に基づく動産の返還請求をすることができないときは、Aは、Bに対し、所有権に基づく動産の返還請求をすることもできない。
2019年 司法試験 第27問 肢ア
強行法規に違反してされた給付であっても,不法原因給付に該当しないことがある。
2019年 司法試験 第27問 肢イ
登記された建物が不倫関係の維持を目的として贈与され,受贈者に引き渡されたが,所有権移転登記手続はされていない場合,贈与者は,受贈者に対し,建物の明渡請求をすることができない。
2019年 司法試験 第27問 肢エ
不法原因給付の給付者と受領者との間において,その給付後に,その原因となった契約を合意の上解除してその給付を返還する特約をしたとしても,給付者は,その返還を請求することができない。
2019年 司法試験 第27問 肢オ
消費貸借が,その成立の経緯において,貸主の側に少しでも不法があったときは,借主の側に多大の不法があったとしても,貸主は貸金の返還を請求することができない。
2017年 司法試験 第16問 肢ア
この【見解】に対しては,民法第708条にいう「給付」に「委託」は含まれないとする立場を前提としなければならず,妥当でないとの批判ができる。
2014年 予備試験 第12問 肢オ
丙は甲に財産上の損害を与えていないので,丙に横領罪は成立しない。
2014年 司法試験 第20問 肢オ
丙は甲に財産上の損害を与えていないので,丙に横領罪は成立しない。
2011年 司法試験 第29問 肢3
大麻の密売人Aは,Bに対し,Aが売るための大麻をAの所有する土地でBに栽培させるために,その土地を書面によってBに贈与し,Bに引き渡したが,登記名義はAのままであった。その後,Aが大麻を売るのをやめ,Bに対して当該土地の引渡請求をした場合には,Aの請求は認められる。
2011年 司法試験 第29問 肢4
不法な原因のために,書面によって土地を贈与し,これを受贈者に引き渡した場合において,当事者間で当該贈与契約を解除して当該土地を贈与者に返還する旨の合意をしたときは,この合意は,無効である。