司法試験・予備試験AIブートラボ 司法試験AIブートラボ
条文 民法 第1編第5章

第4節

読む 解く 引く
第119条無効な行為の追認

無効な行為は、追認によっても、その効力を生じない。ただし、当事者がその行為の無効であることを知って追認をしたときは、新たな行為をしたものとみなす。

第120条取消権者過去問 28

1行為能力の制限によって取り消すことができる行為は、制限行為能力者(他の制限行為能力者の法定代理人としてした行為にあっては、当該他の制限行為能力者を含む。)又はその代理人、承継人若しくは同意をすることができる者に限り、取り消すことができる。

2錯誤、詐欺又は強迫によって取り消すことができる行為は、瑕疵かしある意思表示をした者又はその代理人若しくは承継人に限り、取り消すことができる。

この条文の過去問 28問
2022年 司法試験 第1問 肢ウ
親権者の同意を得ずに契約を締結した未成年者は、成年に達するまでは、親権者の同意を得なければ、自らその契約を取り消すことができない。
2022年 予備試験 第1問 肢ウ
親権者の同意を得ずに契約を締結した未成年者は、成年に達するまでは、親権者の同意を得なければ、自らその契約を取り消すことができない。
2022年 司法試験 第2問 肢ア
成年被後見人が土地の贈与を受けた場合、その後見人は、その贈与を取り消すことができない。
2022年 予備試験 第2問 肢ア
取り消すことができる法律行為に基づく債務を保証した者は、その法律行為を取り消すことができない。
2022年 予備試験 第2問 肢イ
被保佐人Aがした法律行為を法定代理人が追認したときは、Aは、以後、その法律行為を取り消すことができない。
2022年 司法試験 第4問 肢ア
取り消すことができる法律行為に基づく債務を保証した者は、その法律行為を取り消すことができない。
2022年 司法試験 第4問 肢イ
被保佐人Aがした法律行為を法定代理人が追認したときは、Aは、以後、その法律行為を取り消すことができない。
2020年 予備試験 第1問 肢イ
AのBに対する意思表示がAの錯誤を理由として取り消すことができるものである場合,Bも,Aの錯誤を理由としてAの意思表示を取り消すことができる。
2020年 司法試験 第3問 肢イ
AのBに対する意思表示がAの錯誤を理由として取り消すことができるものである場合,Bも,Aの錯誤を理由としてAの意思表示を取り消すことができる。
2020年 司法試験 第36問 肢ア
錯誤によって取り消すことができる行為は,錯誤による意思表示をした者の契約上の地位の承継人も,取り消すことができる。
2018年 司法試験 第7問 肢オ
本件第2売買契約がAの錯誤により無効であった場合,Cが抗弁として本件第2売買契約の成立及びCの登記がこれに基づくことを主張立証したときは,Bは,本件第2売買契約についてAに要素の錯誤があることをもって,再抗弁とすることができる。
2018年 司法試験 第10問 肢ア
未成年者AがA所有の甲土地をBに売却し,その旨の所有権移転登記がされた後,Bが,Aの未成年の事実を過失なく知らないCに甲土地を売却し,その旨の所有権移転登記がされた場合において,AがBに対する売買の意思表示を取り消したときは,Cは,Aに対し,甲土地の所有権の取得を主張することができない。
2016年 司法試験 第1問 肢ウ
一種又は数種の営業を許された未成年者は,その営業に関しては,成年者と同一の行為能力を有する。
2016年 司法試験 第1問 肢エ
未成年者は,法定代理人の同意を得ずにした法律行為を単独で取り消すことができる。
2016年 予備試験 第2問 肢オ
Aの代理人BがCの詐欺により売買契約を締結した場合,Bは当該売買契約を取り消すことができるが,Aは当該売買契約を取り消すことができない。
2016年 司法試験 第4問 肢オ
Aの代理人BがCの詐欺により売買契約を締結した場合,Bは当該売買契約を取り消すことができるが,Aは当該売買契約を取り消すことができない。
2015年 予備試験 第1問 肢4
AのBに対する甲土地の売買契約の意思表示について法律行為の要素に錯誤があった場合でも,Aに自らの錯誤を理由としてその意思表示の無効を主張する意思がないときには,Bは,Aの意思表示の無効を主張することはできない。
2015年 司法試験 第2問 肢4
AのBに対する甲土地の売買契約の意思表示について法律行為の要素に錯誤があった場合でも,Aに自らの錯誤を理由としてその意思表示の無効を主張する意思がないときには,Bは,Aの意思表示の無効を主張することはできない。
2014年 司法試験 第1問 肢イ
成年被後見人がした遺言は,成年後見人が取り消すことができる。
2013年 予備試験 第1問 肢イ
被保佐人が,保佐人の同意を得て,自己の不動産につき第三者との間で売買契約を締結したときは,被保佐人がその売買契約の要素について錯誤に陥っており,かつ,そのことにつき重大な過失がない場合でも,その契約の無効を主張することができない。
2013年 司法試験 第2問 肢イ
被保佐人が,保佐人の同意を得て,自己の不動産につき第三者との間で売買契約を締結したときは,被保佐人がその売買契約の要素について錯誤に陥っており,かつ,そのことにつき重大な過失がない場合でも,その契約の無効を主張することができない。
2013年 司法試験 第3問 肢4
表意者の法定代理人が,詐欺を理由に取り消すことができる法律行為を追認した場合であっても,その追認があったことを表意者本人が知らなかったときは,表意者本人は,その法律行為を取り消すことができる。
2013年 司法試験 第5問 肢ウ
Aの所有する土地をBが錯誤により購入し,Bが当該土地を占有するCに対して所有権に基づき明渡しを求めた場合,Bにおいて錯誤による意思表示の無効を主張する意思がないときは,Cは,当該土地の売買契約が無効であることを主張して,その明渡しを拒むことはできない。
2012年 司法試験 第2問 肢1
制限行為能力者のした契約について,制限行為能力者及びその法定代理人が取消権を有するときは,契約の相手方も取消権を有する。
2012年 司法試験 第2問 肢3
未成年者は,その契約を取り消すことができることを知って契約を締結したときでも,その契約を取り消すことができる。
2012年 司法試験 第3問 肢4
表意者に対して債権を有する者は,その債権を保全する必要がある場合,表意者がその意思表示の要素に関し錯誤のあることを認めているときは,その意思表示の無効を主張し,その結果生ずる表意者の債権を代位行使することができる。
2011年 予備試験 第8問 肢4
未成年者が負っている貸金債務を連帯保証した保証人は,債権者との連帯保証契約の時に未成年者であることを知らなかった場合であっても,未成年者のした貸金契約を保証人としての資格で取り消すことはできない。
2011年 司法試験 第19問 肢4
未成年者が負っている貸金債務を連帯保証した保証人は,債権者との連帯保証契約の時に未成年者であることを知らなかった場合であっても,未成年者のした貸金契約を保証人としての資格で取り消すことはできない。
第121条取消しの効果過去問 20

取り消された行為は、初めから無効であったものとみなす。

この条文の過去問 20問
2023年 司法試験 第5問 肢ア
Aに強迫されたBが50万円をCに贈与する旨の意思表示をCに対してした場合において、強迫につき善意のCがBから受領した50万円を遊興のために費消したときは、その後、Bが贈与の意思表示を取り消したとしても、Cは、Bに対し、何らの返還義務も負わない。
2022年 予備試験 第2問 肢エ
被保佐人Aがした金銭の借入れが取り消された場合、Aは、それまでに借入金を賭博で費消していたときでも、借入金全額を貸主に返還する義務を負う。
2022年 司法試験 第4問 肢エ
被保佐人Aがした金銭の借入れが取り消された場合、Aは、それまでに借入金を賭博で費消していたときでも、借入金全額を貸主に返還する義務を負う。
2021年 司法試験 第7問 肢エ
Aがその所有する甲土地をBに売却した後,Bが甲土地をCに転売し,それぞれその旨の登記がされた。その後,AとBとの間の売買契約は,Aが成年被後見人であることを理由として取り消された。Cが,Aが成年被後見人であったことを過失なく知らなかった場合,Aは,Cに対し,甲土地の所有権が自己にあることを主張することができない。
2020年 予備試験 第1問 肢ウ
負担のない贈与について贈与者であるAの錯誤を理由とする取消しがされたが,受贈者であるBが既に当該贈与契約に基づいて給付を受けていた場合,Bは,給付を受けた時に当該贈与契約が取り消すことができるものであることを知らなかったときは,現に利益を受けている限度において返還の義務を負う。
2020年 司法試験 第3問 肢ウ
負担のない贈与について贈与者であるAの錯誤を理由とする取消しがされたが,受贈者であるBが既に当該贈与契約に基づいて給付を受けていた場合,Bは,給付を受けた時に当該贈与契約が取り消すことができるものであることを知らなかったときは,現に利益を受けている限度において返還の義務を負う。
2020年 予備試験 第4問 肢ア
Aは,自己所有の宝石をBに売却して現実の引渡しをした。その後,Bは,宝石をCに売却して現実の引渡しをした。さらに,その後,Aは,AB間の売買契約をBの強迫を理由として取り消した。この場合,Cは,即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 予備試験 第4問 肢イ
未成年者Aは,自己所有の宝石をBに売却して現実の引渡しをした。その後,Aは,AB間の売買契約を未成年であることを理由として取り消した。この場合,Bが即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 司法試験 第8問 肢ア
Aは,自己所有の宝石をBに売却して現実の引渡しをした。その後,Bは,宝石をCに売却して現実の引渡しをした。さらに,その後,Aは,AB間の売買契約をBの強迫を理由として取り消した。この場合,Cは,即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 司法試験 第8問 肢イ
未成年者Aは,自己所有の宝石をBに売却して現実の引渡しをした。その後,Aは,AB間の売買契約を未成年であることを理由として取り消した。この場合,Bが即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2018年 司法試験 第10問 肢ア
未成年者AがA所有の甲土地をBに売却し,その旨の所有権移転登記がされた後,Bが,Aの未成年の事実を過失なく知らないCに甲土地を売却し,その旨の所有権移転登記がされた場合において,AがBに対する売買の意思表示を取り消したときは,Cは,Aに対し,甲土地の所有権の取得を主張することができない。
2015年 予備試験 第11問 肢ア
A及びBが各自の債務を履行した後に,第三者Cの詐欺を理由としてBがAB間の売買契約を取り消した場合,AのBに対する宝石代金の返還債務とBのAに対する宝石の返還債務とは,同時履行の関係にある。
2015年 予備試験 第38問 肢エ
甲土地の売買契約に係るZの意思表示は,XのZに対する詐欺に基づいてされたものであるので,これを取り消す。
2014年 予備試験 第1問 肢イ
Aがその所有する不動産をBに売却する旨の契約が締結され,これに基づきAからBへの所有権移転登記がされた場合において,Aが詐欺を理由としてその意思表示を取り消したときには,その旨の登記をしなければ,その取消し後にBからその不動産を買い受けたCに対抗することができないが,Aが強迫を理由としてその意思表示を取り消したときには,その旨の登記をしなくても,その取消し後にBからその不動産を買い受けたCに対抗することができる。
2014年 予備試験 第1問 肢オ
連帯債務者の一人であるAが代物弁済をした後,その代物弁済を詐欺を理由として取り消した場合,他の連帯債務者は,Aの代物弁済が詐欺によるものであることを知らなかったときであっても,債権者に対し,代物弁済による債務の消滅を主張することはできない。
2014年 司法試験 第2問 肢イ
Aがその所有する不動産をBに売却する旨の契約が締結され,これに基づきAからBへの所有権移転登記がされた場合において,Aが詐欺を理由としてその意思表示を取り消したときには,その旨の登記をしなければ,その取消し後にBからその不動産を買い受けたCに対抗することができないが,Aが強迫を理由としてその意思表示を取り消したときには,その旨の登記をしなくても,その取消し後にBからその不動産を買い受けたCに対抗することができる。
2014年 司法試験 第2問 肢オ
連帯債務者の一人であるAが代物弁済をした後,その代物弁済を詐欺を理由として取り消した場合,他の連帯債務者は,Aの代物弁済が詐欺によるものであることを知らなかったときであっても,債権者に対し,代物弁済による債務の消滅を主張することはできない。
2013年 司法試験 第3問 肢1
行為能力の制限を理由に取り消すことができる行為について,制限行為能力者の相手方は,その制限行為能力者が行為能力者となった後,その者に対し,1か月以上の期間を定めて,その期間内に追認するかどうかを確答すべき旨の催告をすることができ,その場合に,その者がその期間内に確答を発しないときは,その行為を追認したものとみなされる。
2013年 司法試験 第3問 肢5
代理権を有しない者がした契約の本人による追認は,その契約を相手方が取り消した後は,することができない。
2011年 司法試験 第1問 肢4
表意者が相手方の詐欺により意思表示をして契約が成立した場合,その契約によって生ずる相手方の債務が未履行であっても,表意者は,その意思表示を取り消さない限り,詐欺を理由として自らの債務の履行を拒絶することができない。
第121条の2原状回復の義務過去問 9

1無効な行為に基づく債務の履行として給付を受けた者は、相手方を原状に復させる義務を負う。

2前項の規定にかかわらず、無効な無償行為に基づく債務の履行として給付を受けた者は、給付を受けた当時その行為が無効であること(給付を受けた後に前条の規定により初めから無効であったものとみなされた行為にあっては、給付を受けた当時その行為が取り消すことができるものであること)を知らなかったときは、その行為によって現に利益を受けている限度において、返還の義務を負う。

3第一項の規定にかかわらず、行為の時に意思能力を有しなかった者は、その行為によって現に利益を受けている限度において、返還の義務を負う。行為の時に制限行為能力者であった者についても、同様とする。

この条文の過去問 9問
2023年 予備試験 第1問 肢ウ
契約の当事者がその意思表示をした時に意思能力を有しなかった場合において、その契約に基づく債務の履行として給付を受けたときは、現に利益を受けている限度において、返還の義務を負う。
2023年 司法試験 第2問 肢ウ
契約の当事者がその意思表示をした時に意思能力を有しなかった場合において、その契約に基づく債務の履行として給付を受けたときは、現に利益を受けている限度において、返還の義務を負う。
2023年 司法試験 第5問 肢ア
Aに強迫されたBが50万円をCに贈与する旨の意思表示をCに対してした場合において、強迫につき善意のCがBから受領した50万円を遊興のために費消したときは、その後、Bが贈与の意思表示を取り消したとしても、Cは、Bに対し、何らの返還義務も負わない。
2022年 予備試験 第2問 肢エ
被保佐人Aがした金銭の借入れが取り消された場合、Aは、それまでに借入金を賭博で費消していたときでも、借入金全額を貸主に返還する義務を負う。
2022年 司法試験 第4問 肢エ
被保佐人Aがした金銭の借入れが取り消された場合、Aは、それまでに借入金を賭博で費消していたときでも、借入金全額を貸主に返還する義務を負う。
2020年 予備試験 第1問 肢ウ
負担のない贈与について贈与者であるAの錯誤を理由とする取消しがされたが,受贈者であるBが既に当該贈与契約に基づいて給付を受けていた場合,Bは,給付を受けた時に当該贈与契約が取り消すことができるものであることを知らなかったときは,現に利益を受けている限度において返還の義務を負う。
2020年 司法試験 第3問 肢ウ
負担のない贈与について贈与者であるAの錯誤を理由とする取消しがされたが,受贈者であるBが既に当該贈与契約に基づいて給付を受けていた場合,Bは,給付を受けた時に当該贈与契約が取り消すことができるものであることを知らなかったときは,現に利益を受けている限度において返還の義務を負う。
2019年 司法試験 第22問 肢エ
未成年者が行為能力の制限を理由に動産売買契約を取り消した場合,両当事者が互いに負う返還義務は,同時履行の関係にある。
2015年 予備試験 第11問 肢ア
A及びBが各自の債務を履行した後に,第三者Cの詐欺を理由としてBがAB間の売買契約を取り消した場合,AのBに対する宝石代金の返還債務とBのAに対する宝石の返還債務とは,同時履行の関係にある。
第122条取り消すことができる行為の追認過去問 6

取り消すことができる行為は、第百二十条に規定する者が追認したときは、以後、取り消すことができない。

この条文の過去問 6問
2025年 司法試験 第36問 肢ア
強迫による意思表示をした者が、強迫による畏怖の状況を脱した後、相手方から、1か月以上の期間を定めてその期間内に当該意思表示を追認するかどうかを確答すべき旨の催告を受けた場合において、その期間内に確答を発しないときは、その行為を追認したものとみなされる。
2022年 予備試験 第2問 肢イ
被保佐人Aがした法律行為を法定代理人が追認したときは、Aは、以後、その法律行為を取り消すことができない。
2022年 司法試験 第4問 肢イ
被保佐人Aがした法律行為を法定代理人が追認したときは、Aは、以後、その法律行為を取り消すことができない。
2014年 予備試験 第2問 肢エ
本人が無権代理人に対して無権代理行為を追認したとしても,相手方がこれを知るまでの間は,本人は,無権代理人に対しても追認の効果を主張することができない。
2014年 司法試験 第4問 肢エ
本人が無権代理人に対して無権代理行為を追認したとしても,相手方がこれを知るまでの間は,本人は,無権代理人に対しても追認の効果を主張することができない。
2013年 司法試験 第3問 肢4
表意者の法定代理人が,詐欺を理由に取り消すことができる法律行為を追認した場合であっても,その追認があったことを表意者本人が知らなかったときは,表意者本人は,その法律行為を取り消すことができる。
第123条取消し及び追認の方法過去問 6

取り消すことができる行為の相手方が確定している場合には、その取消し又は追認は、相手方に対する意思表示によってする。

この条文の過去問 6問
2022年 予備試験 第2問 肢ウ
Aが第三者Bの詐欺によってCに不動産を売る旨の意思表示をしたときは、その取消しは、B及びCの双方に対する意思表示によってする。
2022年 司法試験 第4問 肢ウ
Aが第三者Bの詐欺によってCに不動産を売る旨の意思表示をしたときは、その取消しは、B及びCの双方に対する意思表示によってする。
2014年 予備試験 第2問 肢エ
本人が無権代理人に対して無権代理行為を追認したとしても,相手方がこれを知るまでの間は,本人は,無権代理人に対しても追認の効果を主張することができない。
2014年 司法試験 第4問 肢エ
本人が無権代理人に対して無権代理行為を追認したとしても,相手方がこれを知るまでの間は,本人は,無権代理人に対しても追認の効果を主張することができない。
2011年 司法試験 第5問 肢1
未成年者がその法定代理人の同意を得ないで行った法律行為を取り消す場合において,行為の相手方が確定しているときは,その取消しは,相手方に対する意思表示によって行う。
2011年 司法試験 第5問 肢2
契約により相手方以外の第三者に対してある給付をすることを約した者が,相手方の詐欺を理由にこれを取り消す場合において,既に第三者が受益の意思表示をしていたときは,その取消しは,その第三者に対する意思表示によって行う。
第124条追認の要件過去問 6

1取り消すことができる行為の追認は、取消しの原因となっていた状況が消滅し、かつ、取消権を有することを知った後にしなければ、その効力を生じない。

2次に掲げる場合には、前項の追認は、取消しの原因となっていた状況が消滅した後にすることを要しない。法定代理人又は制限行為能力者の保佐人若しくは補助人が追認をするとき。制限行為能力者(成年被後見人を除く。)が法定代理人、保佐人又は補助人の同意を得て追認をするとき。

1 法定代理人又は制限行為能力者の保佐人若しくは補助人が追認をするとき。

2 制限行為能力者(成年被後見人を除く。)が法定代理人、保佐人又は補助人の同意を得て追認をするとき。

この条文の過去問 6問
2022年 司法試験 第1問 肢ウ
親権者の同意を得ずに契約を締結した未成年者は、成年に達するまでは、親権者の同意を得なければ、自らその契約を取り消すことができない。
2022年 司法試験 第1問 肢エ
親権者の同意を得ずに契約を締結した未成年者は、成年に達するまでは、親権者の同意を得なければ、自らその契約の追認をすることができない。
2022年 予備試験 第1問 肢エ
親権者の同意を得ずに契約を締結した未成年者は、成年に達するまでは、親権者の同意を得なければ、自らその契約の追認をすることができない。
2019年 司法試験 第1問 肢オ
成年被後見人の行為であることを理由とする取消権の消滅時効の起算点は,成年被後見人が行為能力者となった時である。
2019年 予備試験 第1問 肢オ
成年被後見人の行為であることを理由とする取消権の消滅時効の起算点は,成年被後見人が行為能力者となった時である。
2018年 司法試験 第5問 肢エ
親権者の代理行為が利益相反行為に当たる場合,本人は,成年に達すれば,追認することができる。
第125条法定追認過去問 2

追認をすることができる時以後に、取り消すことができる行為について次に掲げる事実があったときは、追認をしたものとみなす。ただし、異議をとどめたときは、この限りでない。全部又は一部の履行履行の請求更改担保の供与取り消すことができる行為によって取得した権利の全部又は一部の譲渡強制執行

1 全部又は一部の履行

2 履行の請求

3 更改

4 担保の供与

5 取り消すことができる行為によって取得した権利の全部又は一部の譲渡

6 強制執行

この条文の過去問 2問
2017年 司法試験 第2問 肢エ
Aが行為能力者となった後に,AがBから甲土地の所有権移転登記手続の請求を受けたときは,当該売買契約を追認したものとみなされる。
2017年 司法試験 第2問 肢オ
Aが行為能力者となった後に,Aが甲土地の売買代金債権を他人に譲渡したときは,当該売買契約を追認したものとみなされる。
第126条取消権の期間の制限過去問 7

取消権は、追認をすることができる時から五年間行使しないときは、時効によって消滅する。行為の時から二十年を経過したときも、同様とする。

この条文の過去問 7問
2022年 予備試験 第2問 肢オ
取消権は、取り消すことができる行為をした時から5年間行使しないときは、時効によって消滅する。
2022年 司法試験 第4問 肢オ
取消権は、取り消すことができる行為をした時から5年間行使しないときは、時効によって消滅する。
2020年 予備試験 第2問 肢イ
詐欺を理由とする取消権は,その行為の時から5年間行使しない場合,時効によって消滅する。
2020年 司法試験 第5問 肢イ
詐欺を理由とする取消権は,その行為の時から5年間行使しない場合,時効によって消滅する。
2019年 司法試験 第1問 肢オ
成年被後見人の行為であることを理由とする取消権の消滅時効の起算点は,成年被後見人が行為能力者となった時である。
2019年 予備試験 第1問 肢オ
成年被後見人の行為であることを理由とする取消権の消滅時効の起算点は,成年被後見人が行為能力者となった時である。
2016年 司法試験 第2問 肢ア
法律行為の要素に錯誤が生じ,その錯誤により意思表示をした場合であっても,その意思表示の時から20年が経過すれば,表意者は,錯誤による意思表示の無効を主張することができない。