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条文 民法 第2編

第6章

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第280条地役権の内容過去問 9

地役権者は、設定行為で定めた目的に従い、他人の土地を自己の土地の便益に供する権利を有する。ただし、第三章第一節(所有権の限界)の規定(公の秩序に関するものに限る。)に違反しないものでなければならない。

この条文の過去問 9問
2024年 予備試験 第5問 肢ア
地役権者による承役地の使用は、地役権の目的を達成するのに必要であり、かつ、承役地の所有者のために損害が最も少ない範囲に限られる。
2024年 司法試験 第12問 肢ア
地役権者による承役地の使用は、地役権の目的を達成するのに必要であり、かつ、承役地の所有者のために損害が最も少ない範囲に限られる。
2023年 予備試験 第5問 肢エ
地役権は、存続期間を定めないで設定することができる。
2023年 司法試験 第12問 肢エ
地役権は、存続期間を定めないで設定することができる。
2018年 司法試験 第9問 肢エ
無償の地役権を設定することはできない。
2018年 司法試験 第9問 肢オ
地役権は,存続期間を定めないで,設定することができる。
2016年 司法試験 第7問 肢オ
地役権者は,承役地を不法占拠している者に対し,地役権に基づき,自己への承役地の明渡しを請求することができる。
2015年 司法試験 第11問 肢イ
要役地に隣接しない土地を承役地として地役権を設定することはできない。
2013年 司法試験 第11問 肢ウ
地役権者は,承役地の所有者に対し,必ず便益の対価を支払わなければならない。
第281条地役権の付従性過去問 10

1地役権は、要役地(地役権者の土地であって、他人の土地から便益を受けるものをいう。以下同じ。)の所有権に従たるものとして、その所有権とともに移転し、又は要役地について存する他の権利の目的となるものとする。ただし、設定行為に別段の定めがあるときは、この限りでない。

2地役権は、要役地から分離して譲り渡し、又は他の権利の目的とすることができない。

この条文の過去問 10問
2024年 予備試験 第5問 肢イ
地役権は、設定行為に別段の定めがあるときを除き、要役地について存する地上権の目的となる。
2024年 司法試験 第12問 肢イ
地役権は、設定行為に別段の定めがあるときを除き、要役地について存する地上権の目的となる。
2023年 予備試験 第3問 肢イ
承役地について地役権設定登記がされている場合において、要役地が譲渡されたときは、譲受人は、要役地の所有権移転登記があれば、第三者に地役権の移転を対抗することができる。
2023年 司法試験 第9問 肢イ
承役地について地役権設定登記がされている場合において、要役地が譲渡されたときは、譲受人は、要役地の所有権移転登記があれば、第三者に地役権の移転を対抗することができる。
2021年 予備試験 第4問 肢エ
AがBから通行地役権の設定を受けていた場合,Aは,乙土地の通行を必要とするCに対し,甲土地の所有権を譲渡することなく,その通行地役権のみを譲渡することができる。
2021年 司法試験 第7問 肢オ
地役権の要役地の所有権を単独で相続した者は,地役権設定行為に別段の定めがないときは,その土地の地役権も相続する。
2020年 予備試験 第3問 肢ウ
Aは,所有する甲土地のために,Bが所有する乙土地上に地役権の設定を受け,その旨の登記がされた。この場合において,Aが甲土地をCに売却してAからCへの所有権移転登記がされたときは,Cは,甲土地のための地役権をBに対抗することができる。
2016年 司法試験 第10問 肢エ
甲土地を所有するAと,乙土地を所有するBとの間で,甲土地を要役地,乙土地を承役地とする通行地役権設定の合意がされたが,通行地役権の設定登記がない場合,その後,Aから甲土地を譲り受けたCは,甲土地の所有権移転の登記を経由しても,Bに対し,通行地役権を主張することができない。
2016年 司法試験 第10問 肢オ
甲土地をAとBが共有する場合において,Bが,甲土地を要役地,C所有の乙土地を承役地とする通行地役権を時効により取得したときは,Aも,甲土地を要役地,乙土地を承役地とする通行地役権を取得する。
2015年 司法試験 第11問 肢オ
要役地の所有者は,地役権を要役地から分離して譲渡することができない。
第282条地役権の不可分性過去問 1

1土地の共有者の一人は、その持分につき、その土地のために又はその土地について存する地役権を消滅させることができない。

2土地の分割又はその一部の譲渡の場合には、地役権は、その各部のために又はその各部について存する。ただし、地役権がその性質により土地の一部のみに関するときは、この限りでない。

この条文の過去問 1問
2015年 司法試験 第11問 肢ウ
要役地が数人の共有に属する場合において,要役地の共有者の一人は,その持分につき,その土地のために存する地役権を放棄することができる。
第283条地役権の時効取得過去問 3

地役権は、継続的に行使され、かつ、外形上認識することができるものに限り、時効によって取得することができる。

この条文の過去問 3問
2023年 司法試験 第7問 肢オ
地役権は、継続的に行使され、かつ、外形上認識することができるものに限り、時効によって取得することができる。
2021年 予備試験 第4問 肢ウ
Aは,Bから通行地役権の設定を受けずに通路を開設して通行していたが,Bはそのことを知りつつ黙認していた。この場合,Aは,Bに対して通行の対価を支払っていなければ,通行地役権を時効取得することができない。
2016年 司法試験 第10問 肢ウ
甲土地を所有するAは,甲土地の賃借人であるBがC所有の乙土地の上に通路を開設した場合であっても,Aがその通路の利用を20年間続けていたときには,甲土地を要役地,乙土地を承役地とする通行地役権の時効取得を主張することができる。
第284条過去問 4

1土地の共有者の一人が時効によって地役権を取得したときは、他の共有者も、これを取得する。

2共有者に対する時効の更新は、地役権を行使する各共有者に対してしなければ、その効力を生じない。

3地役権を行使する共有者が数人ある場合には、その一人について時効の完成猶予の事由があっても、時効は、各共有者のために進行する。

この条文の過去問 4問
2021年 予備試験 第4問 肢オ
Aが甲土地の2分の1の持分をCに譲渡して,A及びCが甲土地を共有するに至った場合において,Aが通行地役権を時効により取得したときは,Cも通行地役権を取得する。
2016年 司法試験 第10問 肢オ
甲土地をAとBが共有する場合において,Bが,甲土地を要役地,C所有の乙土地を承役地とする通行地役権を時効により取得したときは,Aも,甲土地を要役地,乙土地を承役地とする通行地役権を取得する。
2013年 予備試験 第3問 肢4
土地の共有者の一人が時効によって地役権を取得したときは,他の共有者もこれを取得する。
2013年 司法試験 第8問 肢4
土地の共有者の一人が時効によって地役権を取得したときは,他の共有者もこれを取得する。
第285条用水地役権

1用水地役権の承役地(地役権者以外の者の土地であって、要役地の便益に供されるものをいう。以下同じ。)において、水が要役地及び承役地の需要に比して不足するときは、その各土地の需要に応じて、まずこれを生活用に供し、その残余を他の用途に供するものとする。ただし、設定行為に別段の定めがあるときは、この限りでない。

2同一の承役地について数個の用水地役権を設定したときは、後の地役権者は、前の地役権者の水の使用を妨げてはならない。

第286条承役地の所有者の工作物の設置義務等過去問 2

設定行為又は設定後の契約により、承役地の所有者が自己の費用で地役権の行使のために工作物を設け、又はその修繕をする義務を負担したときは、承役地の所有者の特定承継人も、その義務を負担する。

この条文の過去問 2問
2024年 予備試験 第5問 肢ウ
承役地の所有者が設定行為により自己の費用で地役権の行使のために工作物を設ける義務を負担したときは、承役地の所有者の特定承継人も、その義務を負担する。
2024年 司法試験 第12問 肢ウ
承役地の所有者が設定行為により自己の費用で地役権の行使のために工作物を設ける義務を負担したときは、承役地の所有者の特定承継人も、その義務を負担する。
第287条

承役地の所有者は、いつでも、地役権に必要な土地の部分の所有権を放棄して地役権者に移転し、これにより前条の義務を免れることができる。

第288条承役地の所有者の工作物の使用

1承役地の所有者は、地役権の行使を妨げない範囲内において、その行使のために承役地の上に設けられた工作物を使用することができる。

2前項の場合には、承役地の所有者は、その利益を受ける割合に応じて、工作物の設置及び保存の費用を分担しなければならない。

第289条承役地の時効取得による地役権の消滅

承役地の占有者が取得時効に必要な要件を具備する占有をしたときは、地役権は、これによって消滅する。

第290条

前条の規定による地役権の消滅時効は、地役権者がその権利を行使することによって中断する。

第291条地役権の消滅時効過去問 2

第百六十六条第二項に規定する消滅時効の期間は、継続的でなく行使される地役権については最後の行使の時から起算し、継続的に行使される地役権についてはその行使を妨げる事実が生じた時から起算する。

この条文の過去問 2問
2021年 予備試験 第4問 肢イ
AがBから通行地役権の設定を受けていた場合において,その後,Aがこの通路を全く通行しなくなったときは,Aの地役権は,Aが通路を通行した最後の時を起算点として消滅時効にかかる。
2012年 司法試験 第9問 肢1
債権は時効により消滅することがあるが,物権は時効により消滅することはない。
第292条過去問 3

要役地が数人の共有に属する場合において、その一人のために時効の完成猶予又は更新があるときは、その完成猶予又は更新は、他の共有者のためにも、その効力を生ずる。

この条文の過去問 3問
2024年 予備試験 第5問 肢エ
要役地が数人の共有に属するときは、共有者全員について消滅時効の更新事由がなければ、時効の更新は、その効力を生じない。
2024年 司法試験 第12問 肢エ
要役地が数人の共有に属するときは、共有者全員について消滅時効の更新事由がなければ、時効の更新は、その効力を生じない。
2015年 司法試験 第11問 肢エ
要役地が数人の共有に属する場合において,その一人のために時効の中断があるときは,その中断は,他の共有者のためにも,その効力を生ずる。
第293条過去問 1

地役権者がその権利の一部を行使しないときは、その部分のみが時効によって消滅する。

この条文の過去問 1問
2015年 司法試験 第11問 肢ア
地役権者がその権利の一部を行使しないときは,その部分のみが時効によって消滅する。
第294条共有の性質を有しない入会権過去問 4

共有の性質を有しない入会権については、各地方の慣習に従うほか、この章の規定を準用する。

この条文の過去問 4問
2025年 予備試験 第4問 肢イ
入会権の取得は、入会権が共有の性質を有するかどうかにかかわらず、登記をしないで、第三者に対抗することができる。
2025年 司法試験 第8問 肢イ
入会権の取得は、入会権が共有の性質を有するかどうかにかかわらず、登記をしないで、第三者に対抗することができる。
2015年 予備試験 第5問 肢イ
憲法第29条第2項は財産権の内容は法律で定めるとするが,入会権のような慣習に基づく伝統的な権利も憲法上の財産権に含まれる。
2015年 司法試験 第9問 肢イ
憲法第29条第2項は財産権の内容は法律で定めるとするが,入会権のような慣習に基づく伝統的な権利も憲法上の財産権に含まれる。