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条文 民法 第3編第1章第7節

第1款

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第520条の2指図証券の譲渡過去問 2

指図証券の譲渡は、その証券に譲渡の裏書をして譲受人に交付しなければ、その効力を生じない。

この条文の過去問 2問
2017年 司法試験 第14問 肢エ
債権であってこれを譲り渡すにはその証書を交付することを要するものを質権の目的とするときは,質権の設定は,その証書を交付することによって,その効力を生ずる。
2011年 司法試験 第13問 肢ア
指名債権を質権の目的とする場合において,その債権に証書があるときは,証書を交付しなければ質権設定の効力は生じない。
第520条の3指図証券の裏書の方式

指図証券の譲渡については、その指図証券の性質に応じ、手形法(昭和七年法律第二十号)中裏書の方式に関する規定を準用する。

第520条の4指図証券の所持人の権利の推定

指図証券の所持人が裏書の連続によりその権利を証明するときは、その所持人は、証券上の権利を適法に有するものと推定する。

第520条の5指図証券の善意取得

何らかの事由により指図証券の占有を失った者がある場合において、その所持人が前条の規定によりその権利を証明するときは、その所持人は、その証券を返還する義務を負わない。ただし、その所持人が悪意又は重大な過失によりその証券を取得したときは、この限りでない。

第520条の6指図証券の譲渡における債務者の抗弁の制限

指図証券の債務者は、その証券に記載した事項及びその証券の性質から当然に生ずる結果を除き、その証券の譲渡前の債権者に対抗することができた事由をもって善意の譲受人に対抗することができない。

第520条の7指図証券の質入れ過去問 2

第五百二十条の二から前条までの規定は、指図証券を目的とする質権の設定について準用する。

この条文の過去問 2問
2017年 司法試験 第14問 肢エ
債権であってこれを譲り渡すにはその証書を交付することを要するものを質権の目的とするときは,質権の設定は,その証書を交付することによって,その効力を生ずる。
2011年 司法試験 第13問 肢ア
指名債権を質権の目的とする場合において,その債権に証書があるときは,証書を交付しなければ質権設定の効力は生じない。
第520条の8指図証券の弁済の場所

指図証券の弁済は、債務者の現在の住所においてしなければならない。

第520条の9指図証券の提示と履行遅滞過去問 1

指図証券の債務者は、その債務の履行について期限の定めがあるときであっても、その期限が到来した後に所持人がその証券を提示してその履行の請求をした時から遅滞の責任を負う。

この条文の過去問 1問
2017年 予備試験 第29問 肢4
Bから裏書を受けたCは,Aに対し,支払呈示期間経過後に支払のため手形を呈示した場合であっても,満期日からの遅延損害金を請求することができる。
第520条の10指図証券の債務者の調査の権利等

指図証券の債務者は、その証券の所持人並びにその署名及び押印の真偽を調査する権利を有するが、その義務を負わない。ただし、債務者に悪意又は重大な過失があるときは、その弁済は、無効とする。

第520条の11指図証券の喪失

指図証券は、非訟事件手続法(平成二十三年法律第五十一号)第百条に規定する公示催告手続によって無効とすることができる。

第520条の12指図証券喪失の場合の権利行使方法

金銭その他の物又は有価証券の給付を目的とする指図証券の所持人がその指図証券を喪失した場合において、非訟事件手続法第百十四条に規定する公示催告の申立てをしたときは、その債務者に、その債務の目的物を供託させ、又は相当の担保を供してその指図証券の趣旨に従い履行をさせることができる。