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条文 民法 第2編第2章

第2節

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第188条占有物について行使する権利の適法の推定過去問 11

占有者が占有物について行使する権利は、適法に有するものと推定する。

この条文の過去問 11問
2024年 司法試験 第16問 肢イ
債務者が所有する甲土地に第一順位及び第二順位の抵当権が設定された場合において、第二順位の抵当権の実行として甲土地の競売がされたときは、第一順位の抵当権は、消滅する。
2016年 司法試験 第9問 肢ア
Aがその占有する時計をBに売却した場合において,Bが,即時取得により当該時計の所有権を取得したことを主張するためには,当該時計の引渡しの当時,自己に過失がなかったことを立証しなければならない。
2015年 予備試験 第7問 肢1
占有者が占有物について行使する権利は,適法に有するものと推定されるから,Bは,質権の即時取得の成立を基礎付ける事実を主張・立証する必要はない。
2015年 予備試験 第7問 肢4
Bは,Cに甲動産の所有権がないことについてBが善意であることを主張・立証する必要はないが,Bに過失がないことを主張・立証する必要がある。
2015年 司法試験 第13問 肢1
占有者が占有物について行使する権利は,適法に有するものと推定されるから,Bは,質権の即時取得の成立を基礎付ける事実を主張・立証する必要はない。
2015年 司法試験 第13問 肢4
Bは,Cに甲動産の所有権がないことについてBが善意であることを主張・立証する必要はないが,Bに過失がないことを主張・立証する必要がある。
2013年 司法試験 第15問 肢3
債務者が所有する同一の不動産について,第一順位の抵当権と第二順位の抵当権が設定され,それぞれその旨の登記がされている場合,第一順位の抵当権の実行としての競売の結果,第一順位の抵当権者のみが配当を受けたときは,第二順位の抵当権は消滅しない。
2011年 予備試験 第6問 肢ア
Bが抵当権を実行しCが買受人としてこの土地の所有権を取得した場合,CはAに対してこの土地について所有権に基づいて引渡しを請求することができる。
2011年 予備試験 第6問 肢イ
Bのために抵当権設定登記がされた後,抵当権の実行の前に,AがDとの間でこの土地の賃貸借契約を締結しその賃借権が登記された場合において,その後Bが抵当権を実行しCが買受人としてこの土地の所有権を取得したとき,Dは,Cからのこの土地についての所有権に基づく引渡しの請求に対して,賃貸借契約を理由にして拒むことができる。
2011年 司法試験 第15問 肢ア
Bが抵当権を実行しCが買受人としてこの土地の所有権を取得した場合,CはAに対してこの土地について所有権に基づいて引渡しを請求することができる。
2011年 司法試験 第15問 肢イ
Bのために抵当権設定登記がされた後,抵当権の実行の前に,AがDとの間でこの土地の賃貸借契約を締結しその賃借権が登記された場合において,その後Bが抵当権を実行しCが買受人としてこの土地の所有権を取得したとき,Dは,Cからのこの土地についての所有権に基づく引渡しの請求に対して,賃貸借契約を理由にして拒むことができる。
第189条善意の占有者による果実の取得等過去問 1

1善意の占有者は、占有物から生ずる果実を取得する。

2善意の占有者が本権の訴えにおいて敗訴したときは、その訴えの提起の時から悪意の占有者とみなす。

この条文の過去問 1問
2012年 司法試験 第8問 肢3
善意の占有者が本権の訴えにおいて敗訴したときは,その訴え提起の時から悪意の占有者とみなされる。
第190条悪意の占有者による果実の返還等

1悪意の占有者は、果実を返還し、かつ、既に消費し、過失によって損傷し、又は収取を怠った果実の代価を償還する義務を負う。

2前項の規定は、暴行若しくは強迫又は隠匿によって占有をしている者について準用する。

第191条占有者による損害賠償過去問 1

占有物が占有者の責めに帰すべき事由によって滅失し、又は損傷したときは、その回復者に対し、悪意の占有者はその損害の全部の賠償をする義務を負い、善意の占有者はその滅失又は損傷によって現に利益を受けている限度において賠償をする義務を負う。ただし、所有の意思のない占有者は、善意であるときであっても、全部の賠償をしなければならない。

この条文の過去問 1問
2021年 司法試験 第8問 肢ウ
AがB所有の動産甲を無断でCに賃貸した後,Cの責めに帰すべき事由によって甲が損傷した場合,Bから甲の返還を求められたCは,甲の所有者がAであると過失なく信じていたとしても,その損害の全部の賠償をしなければならない。
第192条即時取得過去問 39

取引行為によって、平穏に、かつ、公然と動産の占有を始めた者は、善意であり、かつ、過失がないときは、即時にその動産について行使する権利を取得する。

この条文の過去問 39問
2024年 予備試験 第4問 肢ア
AがBから預かっているB所有の種子甲を自らの所有物であると偽って、Cに対し、消費貸借の目的として貸し、現実の引渡しをした場合には、Aが甲の所有者であるとCが過失なく信じたときであっても、Cは、甲の所有権を即時取得しない。
2024年 予備試験 第4問 肢エ
Aは、Bから預かっているB所有のパソコン甲を自らの所有物であると偽ってCに売り、Cとの間で、以後AがCのために甲を占有する旨の合意をした。この合意の時に、Aが甲の所有者であるとCが過失なく信じていたときは、Cは、甲の所有権を即時取得する。
2024年 司法試験 第9問 肢ア
AがBから預かっているB所有の種子甲を自らの所有物であると偽って、Cに対し、消費貸借の目的として貸し、現実の引渡しをした場合には、Aが甲の所有者であるとCが過失なく信じたときであっても、Cは、甲の所有権を即時取得しない。
2024年 司法試験 第9問 肢エ
Aは、Bから預かっているB所有のパソコン甲を自らの所有物であると偽ってCに売り、Cとの間で、以後AがCのために甲を占有する旨の合意をした。この合意の時に、Aが甲の所有者であるとCが過失なく信じていたときは、Cは、甲の所有権を即時取得する。
2022年 予備試験 第3問 肢ウ
Aは、その所有する絵画甲をBに売却したが、甲の占有を継続し、以後Bのために占有する意思を表示した。その後、AはBへの売却の事実を知っているCに甲を売却し、現実に引き渡した。この場合、Cは、甲の所有権の取得をBに対抗することができる。
2022年 予備試験 第3問 肢エ
Aはその所有する絵画甲をBに預けていたが、Bは、Aに無断で、Bが甲の所有者であると過失なく信じているCに甲を売却した。Bは甲の占有を継続し、以後Cのために占有する意思を表示した。その後AがBから甲の返還を受けた場合、CはAに対し、所有権に基づいて甲の引渡しを請求することができない。
2022年 司法試験 第8問 肢ウ
Aは、その所有する絵画甲をBに売却したが、甲の占有を継続し、以後Bのために占有する意思を表示した。その後、AはBへの売却の事実を知っているCに甲を売却し、現実に引き渡した。この場合、Cは、甲の所有権の取得をBに対抗することができる。
2022年 司法試験 第8問 肢エ
Aはその所有する絵画甲をBに預けていたが、Bは、Aに無断で、Bが甲の所有者であると過失なく信じているCに甲を売却した。Bは甲の占有を継続し、以後Cのために占有する意思を表示した。その後AがBから甲の返還を受けた場合、CはAに対し、所有権に基づいて甲の引渡しを請求することができない。
2020年 予備試験 第4問 肢ア
Aは,自己所有の宝石をBに売却して現実の引渡しをした。その後,Bは,宝石をCに売却して現実の引渡しをした。さらに,その後,Aは,AB間の売買契約をBの強迫を理由として取り消した。この場合,Cは,即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 予備試験 第4問 肢イ
未成年者Aは,自己所有の宝石をBに売却して現実の引渡しをした。その後,Aは,AB間の売買契約を未成年であることを理由として取り消した。この場合,Bが即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 予備試験 第4問 肢ウ
Aは,B所有の宝石をBから賃借して引渡しを受けた上,宝石をCに預けていたが,宝石をDに売却し,Cに対し,宝石を今後Dのために占有するよう命じ,Dがこれを承諾した。この場合,Dは,宝石がA所有であると信じ,かつ,そのことに過失がなかったとしても,即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 予備試験 第4問 肢エ
Aは,Bが置き忘れた宝石を,自己所有物であると過失なく信じて持ち帰った。この場合,Aが即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 司法試験 第8問 肢ア
Aは,自己所有の宝石をBに売却して現実の引渡しをした。その後,Bは,宝石をCに売却して現実の引渡しをした。さらに,その後,Aは,AB間の売買契約をBの強迫を理由として取り消した。この場合,Cは,即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 司法試験 第8問 肢イ
未成年者Aは,自己所有の宝石をBに売却して現実の引渡しをした。その後,Aは,AB間の売買契約を未成年であることを理由として取り消した。この場合,Bが即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 司法試験 第8問 肢ウ
Aは,B所有の宝石をBから賃借して引渡しを受けた上,宝石をCに預けていたが,宝石をDに売却し,Cに対し,宝石を今後Dのために占有するよう命じ,Dがこれを承諾した。この場合,Dは,宝石がA所有であると信じ,かつ,そのことに過失がなかったとしても,即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 司法試験 第8問 肢エ
Aは,Bが置き忘れた宝石を,自己所有物であると過失なく信じて持ち帰った。この場合,Aが即時取得により宝石の所有権を取得することはない。
2020年 予備試験 第10問 肢イ
窃取された物品を買い受けた者が,平穏に,かつ,公然とその占有を開始し,その際,善意無過失である場合,当該物品は,「盗品その他財産に対する罪に当たる行為によって領得された物」に当たる余地はない。
2020年 司法試験 第11問 肢イ
旅館に宿泊客が持ち込んだ手荷物がその宿泊客の所有物でなく他人の所有物であった場合,旅館主は,その手荷物がその宿泊客の所有物であると過失なく信じたときであっても,その手荷物について旅館の宿泊の先取特権を行使することはできない。
2020年 司法試験 第28問 肢ア
所有者から寄託された動産を受寄者が売却し,買主に即時取得が成立した場合,買主は,寄託者に対し,不当利得返還義務を負わない。
2019年 司法試験 第7問 肢ア
Bは,甲をCに売却し,Cは,甲がBの所有物であると過失なく信じて,現実の引渡しを受けた。甲が道路運送車両法による登録を抹消された自動車であった場合,Cは,即時取得により甲の所有権を取得することができない。
2019年 司法試験 第7問 肢イ
Bが死亡し,その唯一の相続人Dは,甲がBの相続財産に属すると過失なく信じて,現実に占有を開始した。甲が宝石であった場合,Dは,即時取得により甲の所有権を取得する。
2019年 司法試験 第7問 肢ウ
Bは,甲をEに贈与し,Eは,甲がBの所有物であると過失なく信じて,現実の引渡しを受けた。甲が宝石であった場合,Eは,即時取得により甲の所有権を取得する。
2019年 司法試験 第7問 肢エ
Bの債権者により甲が強制競売に付され,Fは,甲がBの所有物であると過失なく信じて,甲を競落し,現実の引渡しを受けた。甲が宝石であった場合,Fは,即時取得により甲の所有権を取得する。
2019年 司法試験 第7問 肢オ
Bは,甲をGに質入れし,Gは,甲がBの所有物であると過失なく信じて,現実の引渡しを受けた。甲が宝石であった場合,Gは,即時取得により甲を目的とする質権を取得する。
2016年 予備試験 第5問 肢ア
Aは,甲をBに賃貸していたところ,CがBの家から甲を盗み,Dに売却した。Dは,甲がCの所有物であると過失なく信じて,現実の引渡しを受けた。この場合,Bは,甲を盗まれた時から2年以内であれば,Dに対し,甲の返還を求めることができる。
2016年 予備試験 第5問 肢イ
Aは,甲をBに売却したが,その売買契約当時,Aは意思能力を有していなかった。その後,Bが甲をCに売却し,Cは,甲がBの所有物であると過失なく信じて,現実の引渡しを受けた。この場合,Aの法定代理人は,Cに対し,甲の返還を求めることができる。
2016年 予備試験 第5問 肢オ
Aは,甲をBに賃貸していたところ,Bが甲をCに寄託した。その後,BがAに無断で甲をDに売却するとともに,Cに対し以後Dのために甲を占有するように命じた。Dは,甲がBの所有物であると過失なく信じて,Cによる甲の占有を承諾した。この場合,Aは,Dに対し,甲の返還を求めることができる。
2016年 司法試験 第9問 肢ア
Aがその占有する時計をBに売却した場合において,Bが,即時取得により当該時計の所有権を取得したことを主張するためには,当該時計の引渡しの当時,自己に過失がなかったことを立証しなければならない。
2016年 司法試験 第9問 肢イ
Aがその占有する時計をBに売却した場合において,Bが,当該時計の引渡しの当時,当該時計の所有者がAであることに疑いを持っていたときは,Bは即時取得により当該時計の所有権を取得することができない。
2016年 司法試験 第9問 肢エ
A所有の土地上にある立木を,Bが,B所有の土地上にあるものと過失なく信じて伐採した場合には,Bは,即時取得により当該伐木の所有権を取得する。
2016年 司法試験 第9問 肢オ
Aがその占有する中古自動車をBに売却し,現実に引き渡した場合において,当該中古自動車につき道路運送車両法による登録がされていたときは,Bは,即時取得により当該中古自動車の所有権を取得することができない。
2015年 予備試験 第7問 肢1
占有者が占有物について行使する権利は,適法に有するものと推定されるから,Bは,質権の即時取得の成立を基礎付ける事実を主張・立証する必要はない。
2015年 司法試験 第12問 肢イ
宿泊客が旅館に持ち込んだ手荷物がその宿泊客の所有物でない場合,旅館の主人は,その手荷物がその宿泊客の所有物であると過失なく信じたとしても,その手荷物について先取特権を行使することができない。
2015年 司法試験 第13問 肢1
占有者が占有物について行使する権利は,適法に有するものと推定されるから,Bは,質権の即時取得の成立を基礎付ける事実を主張・立証する必要はない。
2015年 司法試験 第14問 肢イ
対抗要件を備えた集合動産譲渡担保権の設定者が,その目的とされた動産につき通常の営業の範囲を超える売却処分をし,その動産を占有改定の方法により買主に引き渡した場合,買主はその動産の所有権を取得することができる。
2012年 予備試験 第3問 肢2
Aは,Bから動産甲を買い受け,占有改定の方法で引渡しを受けたが,その後,Bは,動産甲をCにも売却し,現実に引き渡した。この場合,Cは,BのAに対する動産甲の売却について善意無過失でなくても,動産甲の所有権取得をAに対抗することができる。
2012年 司法試験 第10問 肢2
Aは,Bから動産甲を買い受け,占有改定の方法で引渡しを受けたが,その後,Bは,動産甲をCにも売却し,現実に引き渡した。この場合,Cは,BのAに対する動産甲の売却について善意無過失でなくても,動産甲の所有権取得をAに対抗することができる。
2011年 司法試験 第9問 肢2
即時取得の規定は,他人の動産を占有していた被相続人の財産を相続により承継する場合には,適用がない。
2011年 司法試験 第9問 肢4
売買の目的物である動産について占有改定の方法により当該動産の占有を取得した買主は,売主が無権利者であったとしても,売主が無権利者であることについて善意無過失であれば,即時取得により当該動産についての所有権を取得する。
第193条盗品又は遺失物の回復過去問 11

前条の場合において、占有物が盗品又は遺失物であるときは、被害者又は遺失者は、盗難又は遺失の時から二年間、占有者に対してその物の回復を請求することができる。

この条文の過去問 11問
2025年 司法試験 第10問 肢イ
Aが受寄者として甲を保管していたときであっても、Aは、甲を拾得した者から善意無過失で甲を買って占有を始めたCに対し、遺失の時から2年間、甲の回復を請求することができる。
2025年 司法試験 第10問 肢ウ
甲を競売において善意で買い受けて占有を始めたDがAから甲の回復を請求されたときは、Dは、Dが支払った代価の弁償の提供があるまで、甲の使用収益を行う権限を有する。
2024年 司法試験 第15問 肢オ
GがAから甲を目的とする質権の設定を受けた場合において、GがBから甲を取り立てることができるときは、その取立ては、Aの名においてしなければならない。
2020年 予備試験 第4問 肢オ
Aは,BがCから賃借していた宝石を盗み,Dに贈与した。Dが宝石をAの所有物であると過失なく信じて現実の引渡しを受けた場合,Bは,宝石の盗難時から2年間は,Dに宝石の回復を請求することができる。
2020年 司法試験 第8問 肢オ
Aは,BがCから賃借していた宝石を盗み,Dに贈与した。Dが宝石をAの所有物であると過失なく信じて現実の引渡しを受けた場合,Bは,宝石の盗難時から2年間は,Dに宝石の回復を請求することができる。
2020年 予備試験 第10問 肢イ
窃取された物品を買い受けた者が,平穏に,かつ,公然とその占有を開始し,その際,善意無過失である場合,当該物品は,「盗品その他財産に対する罪に当たる行為によって領得された物」に当たる余地はない。
2016年 予備試験 第5問 肢ア
Aは,甲をBに賃貸していたところ,CがBの家から甲を盗み,Dに売却した。Dは,甲がCの所有物であると過失なく信じて,現実の引渡しを受けた。この場合,Bは,甲を盗まれた時から2年以内であれば,Dに対し,甲の返還を求めることができる。
2016年 予備試験 第5問 肢エ
Aは,その家で甲を保管していたところ,BがAの家から甲を盗み,Cに売却した。その後,Cは,甲をDに転売し,Dは,甲がCの所有物であると過失なく信じて,現実の引渡しを受けた。この場合,Aは,甲を盗まれた時から2年以内であっても,Dに対し,甲の返還を求めることができない。
2016年 予備試験 第5問 肢オ
Aは,甲をBに賃貸していたところ,Bが甲をCに寄託した。その後,BがAに無断で甲をDに売却するとともに,Cに対し以後Dのために甲を占有するように命じた。Dは,甲がBの所有物であると過失なく信じて,Cによる甲の占有を承諾した。この場合,Aは,Dに対し,甲の返還を求めることができる。
2012年 司法試験 第55問 肢ウ
Cは,盗難の時から2年間,この手形がCから盗まれたことを証明することにより,Fに対し,この手形の返還を請求することができる。
2011年 司法試験 第9問 肢5
動産が盗品であることについて善意無過失で競売により取得してこれを占有している者は,被害者から当該盗品の返還請求を受けたとしても,競売代金相当額の支払を被害者から受けるまでは盗品の引渡しを拒むことができ,当該盗品の使用利益相当額を被害者に支払う必要もない。
第194条過去問 4

占有者が、盗品又は遺失物を、競売若しくは公の市場において、又はその物と同種の物を販売する商人から、善意で買い受けたときは、被害者又は遺失者は、占有者が支払った代価を弁償しなければ、その物を回復することができない。

この条文の過去問 4問
2025年 司法試験 第10問 肢ウ
甲を競売において善意で買い受けて占有を始めたDがAから甲の回復を請求されたときは、Dは、Dが支払った代価の弁償の提供があるまで、甲の使用収益を行う権限を有する。
2016年 予備試験 第5問 肢ウ
Aは,その家で甲を保管していたところ,カメラを販売する商人のBがAの家から甲を盗み,Cに売却した。Cは,甲がBの所有物であると過失なく信じて,現実の引渡しを受けた。この場合,Aは,甲を盗まれた時から2年以内であっても,CがBに支払った代価を弁償しなければ,Cに対し,甲の返還を求めることができない。
2012年 司法試験 第55問 肢ウ
Cは,盗難の時から2年間,この手形がCから盗まれたことを証明することにより,Fに対し,この手形の返還を請求することができる。
2011年 司法試験 第9問 肢5
動産が盗品であることについて善意無過失で競売により取得してこれを占有している者は,被害者から当該盗品の返還請求を受けたとしても,競売代金相当額の支払を被害者から受けるまでは盗品の引渡しを拒むことができ,当該盗品の使用利益相当額を被害者に支払う必要もない。
第195条動物の占有による権利の取得過去問 7

家畜以外の動物で他人が飼育していたものを占有する者は、その占有の開始の時に善意であり、かつ、その動物が飼主の占有を離れた時から一箇月以内に飼主から回復の請求を受けなかったときは、その動物について行使する権利を取得する。

この条文の過去問 7問
2019年 予備試験 第5問 肢エ
留置権者は,留置権に基づき,目的物の競売を申し立てることはできない。
2019年 司法試験 第12問 肢エ
留置権者は,留置権に基づき,目的物の競売を申し立てることはできない。
2016年 予備試験 第6問 肢4
留置権者及び抵当権者は,いずれも目的物の競売を申し立てることができる。
2016年 司法試験 第11問 肢4
留置権者及び抵当権者は,いずれも目的物の競売を申し立てることができる。
2014年 司法試験 第13問 肢イ
留置権者は,留置物について留置権に基づき競売を申し立てることができ,換価金から優先的に弁済を受けることができる。
2012年 予備試験 第5問 肢エ
抵当権は,債権の弁済がないときに目的物を換価して優先弁済を受ける権利であるから,抵当権者は,目的物の競売を申し立てることができるが,留置権は,債権の弁済を受けるまで目的物を留置する権利にすぎないから,留置権者は,目的物の競売を申し立てることはできない。
2012年 司法試験 第14問 肢エ
抵当権は,債権の弁済がないときに目的物を換価して優先弁済を受ける権利であるから,抵当権者は,目的物の競売を申し立てることができるが,留置権は,債権の弁済を受けるまで目的物を留置する権利にすぎないから,留置権者は,目的物の競売を申し立てることはできない。
第196条占有者による費用の償還請求過去問 15

1占有者が占有物を返還する場合には、その物の保存のために支出した金額その他の必要費を回復者から償還させることができる。ただし、占有者が果実を取得したときは、通常の必要費は、占有者の負担に帰する。

2占有者が占有物の改良のために支出した金額その他の有益費については、その価格の増加が現存する場合に限り、回復者の選択に従い、その支出した金額又は増価額を償還させることができる。ただし、悪意の占有者に対しては、裁判所は、回復者の請求により、その償還について相当の期限を許与することができる。

この条文の過去問 15問
2025年 予備試験 第6問 肢ウ
抵当不動産の第三取得者は、抵当不動産について必要費を支出したときは、抵当不動産の代価から、他の債権者より先にその償還を受けることができる。
2025年 司法試験 第13問 肢ウ
抵当不動産の第三取得者は、抵当不動産について必要費を支出したときは、抵当不動産の代価から、他の債権者より先にその償還を受けることができる。
2022年 司法試験 第37問 肢ア
占有者が所有者に占有物を返還する際に所有者に有益費の償還を請求する場合には、その占有者が善意であったときでも、裁判所は、所有者の請求により、その償還について相当の期限を許与することができる。
2021年 司法試験 第36問 肢エ
Aの所有する甲土地を悪意で占有していたBは,甲土地をAに返還する場合には,甲土地に関して支出した通常の必要費の償還をAに請求することはできない。
2021年 司法試験 第36問 肢オ
Aの所有する甲建物の配偶者居住権を有するBは,甲建物をAに返還する場合において,それ以前に支出した有益費につき,その価格の増加が返還時に現存するときは,Aの選択に従い,その支出した金額又は増価額について償還を受けることができる。
2018年 司法試験 第13問 肢エ
抵当不動産をその所有者から買い受けた者は,その不動産について必要費を支出した場合において,抵当権の実行によりその不動産が競売されたときは,その代価から最先順位の抵当権者より先にその支出した額の償還を受けることができる。
2018年 司法試験 第24問 肢ウ
建物所有者AとBの間で,Aの海外赴任中に限り無償でその所有建物をBが借り受ける旨の合意をしたが,その引渡し前に,Aが第三者Cと賃貸借契約を締結して当該建物を引き渡した場合,BはAに対して,使用貸借契約に基づく債務の不履行による損害賠償請求をすることができない。
2018年 司法試験 第24問 肢エ
借主が有益費を支出した場合において,その価格の増加が現存するときは,貸主は,その選択に従い,借主が支出した金額又は増価額のいずれかを償還すれば足りる。
2016年 司法試験 第35問 肢オ
土地について有益費を支出し,その価格の増加が現存する場合において,地上権者と賃借人は,いずれも,その選択に従い,支出した金額又は増価額の償還を土地所有者に請求することができる。
2014年 予備試験 第11問 肢ウ
賃借人は,賃貸借の目的建物の改良のために工事費用を支出した場合において,その価格の増加が現存するときは,その工事について賃貸人から了解を得ていないときであっても,賃貸人の選択に従い,その支出した費用の額又は目的建物の増価額について,賃貸借の終了時にその償還を賃貸人に請求することができる。
2014年 予備試験 第15問 肢イ
占有者は,占有物について通常の必要費を支出した場合であっても,果実を取得したときには,回復者にその償還をさせることはできない。
2014年 予備試験 第15問 肢オ
抵当不動産の第三取得者は,抵当不動産について通常の必要費を支出した場合には,果実を取得したときであっても,抵当不動産の代価から,他の債権者より先にその償還を受けることができる。
2011年 司法試験 第11問 肢ア
占有者が占有物から生ずる果実を取得したときは,通常の必要費は,占有者の負担に帰する。
2011年 予備試験 第11問 肢ウ
甲建物についてBが有益費を支出し,使用貸借契約の終了時に,Bがその支出した金額の支払をAに対して求めた場合,Aは,Bが支出した金額ではなく,Bが有益費を支出したことによる甲建物の増価額をBに支払うことができる。
2011年 司法試験 第27問 肢ウ
甲建物についてBが有益費を支出し,使用貸借契約の終了時に,Bがその支出した金額の支払をAに対して求めた場合,Aは,Bが支出した金額ではなく,Bが有益費を支出したことによる甲建物の増価額をBに支払うことができる。
第197条占有の訴え過去問 6

占有者は、次条から第二百二条までの規定に従い、占有の訴えを提起することができる。他人のために占有をする者も、同様とする。

この条文の過去問 6問
2023年 司法試験 第10問 肢ウ
Aが所有する動産甲についてBが留置権を行使している場合において、CがBのもとから甲を窃取したときは、Bは、Cに対して、占有回収の訴えによって甲の返還を求めることができない。
2023年 司法試験 第10問 肢オ
Aが自己所有の動産甲をBに賃貸し引き渡していた場合において、CがBのもとから甲を窃取したときは、Aは、Cに対して、占有回収の訴えによって甲の返還を求めることができる。
2020年 司法試験 第9問 肢ウ
Aは自己の所有する工作機械をBに賃貸していたが,Bは,工作機械の賃貸借契約継続中に工作機械をCに窃取された。この場合,Bは,Aから独立して,Cに対して占有回収の訴えを提起することができる。
2014年 司法試験 第10問 肢1
Bが海外出張のため1週間大学を留守にしていた間に,Cが甲を盗み出して現に所持している場合,Bは,Cに対し,占有回収の訴えにより甲の返還を求めることができる。
2014年 司法試験 第10問 肢4
Bは,助手Gに対し,甲の一部について複写するよう指示して甲を預けたところ,Gが目を離した隙にHが甲を盗み出して現に所持している場合,Bは,Hに対し,占有回収の訴えにより甲の返還を求めることはできない。
2011年 司法試験 第10問 肢2
占有者が物の占有を奪われたときは,奪われる前のその占有が所有の意思をもってする場合であっても所有の意思をもってする場合でなくても,占有回収の訴えによりその物の返還を請求することができる。
第198条占有保持の訴え

占有者がその占有を妨害されたときは、占有保持の訴えにより、その妨害の停止及び損害の賠償を請求することができる。

第199条占有保全の訴え過去問 2

占有者がその占有を妨害されるおそれがあるときは、占有保全の訴えにより、その妨害の予防又は損害賠償の担保を請求することができる。

この条文の過去問 2問
2021年 司法試験 第8問 肢ア
Aが自己所有の甲土地につき宅地造成工事を開始したために,隣接する乙土地に危険が生じている場合,乙土地に居住するBは,工事開始時から1年が経過したときであっても,工事が完成する前であれば,Aに対して占有保全の訴えを提起することができる。
2012年 司法試験 第9問 肢2
建物の引渡しを受けた建物賃借人は,その建物の使用を妨害された場合,占有権に基づいて妨害排除を求めることはできるが,賃借権に基づいて妨害排除を求めることはできない。
第200条占有回収の訴え過去問 17

1占有者がその占有を奪われたときは、占有回収の訴えにより、その物の返還及び損害の賠償を請求することができる。

2占有回収の訴えは、占有を侵奪した者の特定承継人に対して提起することができない。ただし、その承継人が侵奪の事実を知っていたときは、この限りでない。

この条文の過去問 17問
2025年 司法試験 第10問 肢ア
Aは、甲を拾得して占有するBに対し、占有回収の訴えにより、甲の返還を請求することができる。
2023年 司法試験 第10問 肢ア
Aが所有し占有する動産甲をBが窃取した場合、Aは、Bに対して、所有権に基づく甲の返還請求と、占有回収の訴えによる甲の返還請求とを同時にすることができる。
2023年 司法試験 第10問 肢イ
Aが所有し占有する動産甲をBが詐取した場合において、CがBのもとから甲を窃取したときは、Bは、Cに対して、占有回収の訴えによって甲の返還を求めることができない。
2023年 司法試験 第10問 肢ウ
Aが所有する動産甲についてBが留置権を行使している場合において、CがBのもとから甲を窃取したときは、Bは、Cに対して、占有回収の訴えによって甲の返還を求めることができない。
2023年 司法試験 第10問 肢エ
Aが所有し占有する動産甲を窃取したBが、その事実につき善意であるCに甲を売却し引き渡した場合、Aは、Cに対して、占有回収の訴えによって甲の返還を求めることができない。
2023年 司法試験 第10問 肢オ
Aが自己所有の動産甲をBに賃貸し引き渡していた場合において、CがBのもとから甲を窃取したときは、Aは、Cに対して、占有回収の訴えによって甲の返還を求めることができる。
2021年 司法試験 第8問 肢イ
Aが占有していた動産甲をBが奪取した場合において,Bが甲の所有者であることが明らかになったときは,Aによる占有回収の訴えは認められない。
2020年 司法試験 第9問 肢ア
Aは自己の所有するコピー機をBに賃貸していたが,Bはコピー機の賃貸借契約が終了した後もコピー機を使用し続け,Aに返還しなかった。この場合,Aは,Bに対し,占有回収の訴えによりコピー機の返還を請求することができる。
2020年 司法試験 第9問 肢イ
Aは,底面に「所有者A」と印字されたシールを貼ってある自己所有のパソコンをBに窃取された。その後,Bは,パソコンの外観に変更を加えることなく,パソコンを盗難の事情を知らないCに譲渡した。この場合,Aは,Cに対し,占有回収の訴えにより同パソコンの返還を請求することはできない。
2020年 司法試験 第9問 肢ウ
Aは自己の所有する工作機械をBに賃貸していたが,Bは,工作機械の賃貸借契約継続中に工作機械をCに窃取された。この場合,Bは,Aから独立して,Cに対して占有回収の訴えを提起することができる。
2014年 司法試験 第10問 肢1
Bが海外出張のため1週間大学を留守にしていた間に,Cが甲を盗み出して現に所持している場合,Bは,Cに対し,占有回収の訴えにより甲の返還を求めることができる。
2014年 司法試験 第10問 肢2
Bが目を離した隙に,Dが甲を盗み出した上,自己の物と偽ってEに売却し,引き渡した。甲にはA大学図書館の蔵書印が押捺されており,Eは,Dが甲を横領したものであると考えていた場合であっても,Bは,Eに対し,占有回収の訴えにより甲の返還を求めることはできない。
2014年 司法試験 第10問 肢3
Bが研究室から自宅に甲を持ち帰る途中,電車内に甲を置き忘れたところ,Fがこれを拾得して現に所持している場合,Bは,Fに対し,占有回収の訴えにより甲の返還を求めることができる。
2012年 予備試験 第3問 肢1
Aは,Bから動産甲を買い受け,占有改定の方法で引渡しを受けたが,その後,Bは,動産甲をCに奪われてしまった。この場合,Aは,所有権に基づいてCに対して動産甲の返還を請求することができるのみでなく,Cに対して占有回収の訴えを起こすことができる。
2012年 司法試験 第10問 肢1
Aは,Bから動産甲を買い受け,占有改定の方法で引渡しを受けたが,その後,Bは,動産甲をCに奪われてしまった。この場合,Aは,所有権に基づいてCに対して動産甲の返還を請求することができるのみでなく,Cに対して占有回収の訴えを起こすことができる。
2012年 司法試験 第14問 肢イ
留置権者が目的物の占有を奪われた場合,留置権者が占有回収の訴えを提起して勝訴し,現実の占有を回復すれば,留置権は消滅しない。
2011年 司法試験 第10問 肢2
占有者が物の占有を奪われたときは,奪われる前のその占有が所有の意思をもってする場合であっても所有の意思をもってする場合でなくても,占有回収の訴えによりその物の返還を請求することができる。
第201条占有の訴えの提起期間過去問 4

1占有保持の訴えは、妨害の存する間又はその消滅した後一年以内に提起しなければならない。ただし、工事により占有物に損害を生じた場合において、その工事に着手した時から一年を経過し、又はその工事が完成したときは、これを提起することができない。

2占有保全の訴えは、妨害の危険の存する間は、提起することができる。この場合において、工事により占有物に損害を生ずるおそれがあるときは、前項ただし書の規定を準用する。

3占有回収の訴えは、占有を奪われた時から一年以内に提起しなければならない。

この条文の過去問 4問
2021年 司法試験 第8問 肢ア
Aが自己所有の甲土地につき宅地造成工事を開始したために,隣接する乙土地に危険が生じている場合,乙土地に居住するBは,工事開始時から1年が経過したときであっても,工事が完成する前であれば,Aに対して占有保全の訴えを提起することができる。
2020年 司法試験 第9問 肢オ
Aは,別荘地に土地を所有していた。その隣地の所有者であったBは,Aに無断で境界を越えてA所有の土地に塀を作り始め,2年後にその塀が完成した。Aは,この時点において,Bに対し,占有保持の訴えによりその塀の撤去を請求することはできない。
2018年 予備試験 第3問 肢ア
占有保持の訴えは,妨害の存する間のみ提起することができる。
2018年 司法試験 第8問 肢ア
占有保持の訴えは,妨害の存する間のみ提起することができる。
第202条本権の訴えとの関係過去問 7

1占有の訴えは本権の訴えを妨げず、また、本権の訴えは占有の訴えを妨げない。

2占有の訴えについては、本権に関する理由に基づいて裁判をすることができない。

この条文の過去問 7問
2023年 司法試験 第10問 肢ア
Aが所有し占有する動産甲をBが窃取した場合、Aは、Bに対して、所有権に基づく甲の返還請求と、占有回収の訴えによる甲の返還請求とを同時にすることができる。
2023年 司法試験 第10問 肢オ
Aが自己所有の動産甲をBに賃貸し引き渡していた場合において、CがBのもとから甲を窃取したときは、Aは、Cに対して、占有回収の訴えによって甲の返還を求めることができる。
2021年 司法試験 第8問 肢イ
Aが占有していた動産甲をBが奪取した場合において,Bが甲の所有者であることが明らかになったときは,Aによる占有回収の訴えは認められない。
2018年 予備試験 第3問 肢オ
占有の訴えに対し,本権に基づく反訴を提起することはできない。
2018年 司法試験 第8問 肢オ
占有の訴えに対し,本権に基づく反訴を提起することはできない。
2012年 予備試験 第3問 肢1
Aは,Bから動産甲を買い受け,占有改定の方法で引渡しを受けたが,その後,Bは,動産甲をCに奪われてしまった。この場合,Aは,所有権に基づいてCに対して動産甲の返還を請求することができるのみでなく,Cに対して占有回収の訴えを起こすことができる。
2012年 司法試験 第10問 肢1
Aは,Bから動産甲を買い受け,占有改定の方法で引渡しを受けたが,その後,Bは,動産甲をCに奪われてしまった。この場合,Aは,所有権に基づいてCに対して動産甲の返還を請求することができるのみでなく,Cに対して占有回収の訴えを起こすことができる。