条文刑法第2編

第39章

刑法取得日 2026年9月26日この範囲 2条 ・ 過去問 27問
第39章
第256条盗品譲受け等過去問 21

1盗品その他財産に対する罪に当たる行為によって領得された物を無償で譲り受けた者は、三年以下の拘禁刑に処する。

2前項に規定する物を運搬し、保管し、若しくは有償で譲り受け、又はその有償の処分のあっせんをした者は、十年以下の拘禁刑及び五十万円以下の罰金に処する。

この条文の過去問 21問
2025年 司法試験 第19問 肢1
甲は、乙から絵画を購入して自宅に保管していたところ、その後に同絵画は乙が窃取したものであることを知ったが、そのまま同絵画の保管を継続した。この場合、甲に盗品等保管罪が成立する。
2025年 司法試験 第19問 肢3
甲は、乙が窃取した宝石であることを知りつつ、乙から同宝石を有償で譲り受けたが、その時点で乙の同窃取行為について公訴時効が完成していた。この場合、甲に盗品等有償譲受け罪が成立する。
2023年 司法試験 第1問 肢オ
甲は、乙が窃取したバッグを、これが盗品かもしれないがそれでも構わないと思って購入した。この場合、甲に盗品等有償譲受け罪が成立する。
2023年 予備試験 第13問 肢ウ
甲は、当初から丙にカードを運搬させる計画であり、その運搬は重要な役割であるから、丙には盗品等運搬罪ではなく窃盗罪の共同正犯が成立する。
2023年 司法試験 第20問 肢ウ
甲は、当初から丙にカードを運搬させる計画であり、その運搬は重要な役割であるから、丙には盗品等運搬罪ではなく窃盗罪の共同正犯が成立する。
2020年 予備試験 第10問 肢ア
賄賂として収受された現金は,「盗品その他財産に対する罪に当たる行為によって領得された物」に当たる。
2020年 予備試験 第10問 肢ウ
会社が保管する秘密資料を窃取した者が,自宅で,そのコピーを作成した場合,当該コピーは,「盗品その他財産に対する罪に当たる行為によって領得された物」に当たらない。
2016年 予備試験 第13問 肢イ
乙が盗品のドレス10着を,窃盗犯人である甲が指輪とドレス10着を,それぞれ丙宅まで運搬したことにつき,乙は甲と共同してこれら盗品を運搬したのであるから,乙にはドレス20着全てと指輪につき盗品等運搬罪が成立する。
2016年 予備試験 第13問 肢ウ
丙がAを相手方として指輪の売却をあっせんしたことにつき,Aは窃盗の被害者であるが,丙には盗品等処分あっせん罪が成立する。
2016年 司法試験 第20問 肢イ
乙が盗品のドレス10着を,窃盗犯人である甲が指輪とドレス10着を,それぞれ丙宅まで運搬したことにつき,乙は甲と共同してこれら盗品を運搬したのであるから,乙にはドレス20着全てと指輪につき盗品等運搬罪が成立する。
2016年 司法試験 第20問 肢ウ
丙がAを相手方として指輪の売却をあっせんしたことにつき,Aは窃盗の被害者であるが,丙には盗品等処分あっせん罪が成立する。
2014年 予備試験 第12問 肢エ
乙が本件不動産を譲り受けた行為には,盗品等有償譲受け罪が成立する。
2014年 司法試験 第20問 肢エ
乙が本件不動産を譲り受けた行為には,盗品等有償譲受け罪が成立する。
2012年 予備試験 第7問 肢5
乙から15万円を受け取ったことについて,甲には,盗品等無償譲受け罪が成立する。
2012年 司法試験 第15問 肢5
乙から15万円を受け取ったことについて,甲には,盗品等無償譲受け罪が成立する。
2011年 司法試験 第17問 肢1
甲は,何者かがA社事務所から窃取した約束手形をA社に買い取らせる交渉を乙に依頼され,A社と買取りの条件を交渉したところ,同手形はA社に売却された。この場合,甲には盗品等処分あっせん罪が成立する。
2008年 司法試験 第17問 肢1
甲は,乙を教唆して丙所有の骨董品を盗むことを決意させ,乙にこれを実行させた後,同人が丙から盗んだ骨董品を買い受けた。甲には,窃盗教唆罪及び盗品等有償譲受け罪が成立し,両罪は併合罪となる。
2007年 司法試験 第5問 肢ア
甲は,乙がAを欺いて,乙の不動産に設定していたAの抵当権の設定登記を抹消させたことを知りながら,乙の不動産を譲り受けた。この場合,甲には盗品等有償譲受け罪が成立する。
2007年 司法試験 第5問 肢イ
甲は,購入した絵画について,購入後盗品であることを知ったが,そのまま自宅の応接間に飾り続けた。この場合,甲には盗品等保管罪は成立しない。
2007年 司法試験 第5問 肢ウ
甲は,乙から,乙が盗んだ時計の処分に困り,盗んだ時計を誰かに無償で譲りたいとの相談を受け,時計を欲しがっていたAを乙に紹介した。この場合,甲が乙からあっせん料をもらったとしても,甲には盗品等有償処分あっせん罪は成立しない。
2007年 司法試験 第5問 肢エ
甲は,丙が窃取して乙に売却したつぼを,これが盗品であることを知りながら,乙から購入した。この場合,丙の窃盗行為について公訴時効が成立していれば,甲には盗品等有償譲受け罪は成立しない。
第257条親族等の間の犯罪に関する特例過去問 6

1配偶者との間又は直系血族、同居の親族若しくはこれらの者の配偶者との間で前条の罪を犯した者は、その刑を免除する。

2前項の規定は、親族でない共犯については、適用しない。

この条文の過去問 6問
2019年 予備試験 第13問 肢エ
Vの直系血族である甲には盗品等に関する罪について親族等の間の犯罪に関する特例が適用されるため,盗品等有償処分あっせん罪について,甲はその刑を免除される。
2019年 司法試験 第20問 肢エ
Vの直系血族である甲には盗品等に関する罪について親族等の間の犯罪に関する特例が適用されるため,盗品等有償処分あっせん罪について,甲はその刑を免除される。
2017年 司法試験 第12問 肢エ
甲は,親族関係にない窃盗犯人乙から盗品の保管を依頼された。甲は,同盗品が,甲の実父丙の自宅から窃取された丙所有の物であると知りつつ,乙からの依頼を受け入れて,同盗品を保管した。甲は盗品等保管罪の刑が免除される。
2017年 司法試験 第12問 肢オ
甲は,妻乙が,親族関係にない窃盗犯人丙から盗品であると知りつつ購入した物を,乙から依頼を受け,盗品であると知りつつ,乙の指定した場所まで運んだ。甲は盗品等運搬罪の刑が免除される。
2015年 司法試験 第12問 肢5
盗品等有償譲受け罪の犯人が本犯である窃盗犯人の配偶者である場合,当該盗品等有償譲受け罪の犯人について,その刑は免除される。
2011年 司法試験 第13問 肢1
甲は,同居している甥の乙が盗んできた宝石を,その事情を知りながら,乙から無償で譲り受けた。この場合,甲には盗品等無償譲受け罪が成立するが,その刑は免除される。