条文刑法第1編

第8章

刑法取得日 2026年9月26日この範囲 2条 ・ 過去問 6問
第8章
第43条未遂減免過去問 6

犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。

この条文の過去問 6問
2022年 司法試験 第7問 肢4
甲と乙は、Vに対する強盗を共謀し、甲がVに包丁を示して、「金を出せ。」と要求したが、甲は、Vに憐憫の情を抱き、Vに「金は要らない。」と言うとともに、乙にも「お前も強盗なんかやめておけ。」と言ってその場を立ち去った。その後もVは甲の脅迫によって反抗抑圧され続けており、乙は、その状態を利用してVから現金を強取した。この場合、甲には、中止犯が成立する。
2022年 司法試験 第7問 肢5
甲と乙は、Vの殺害を共謀し、甲がVをナイフで切り付けて傷害を負わせたが、甲は、Vに憐憫の情を抱き、犯行をやめようと決意した。甲は、更にVを切り付けようとする乙を羽交い締めにし、Vがその隙に逃走したため、乙は、犯行を継続できず、Vは、死亡するに至らなかった。この場合、甲と乙には、いずれも中止犯が成立する。
2022年 司法試験 第15問 肢イ
Aの見解に対しては、Bの見解よりも中止犯が成立する範囲が狭くなるため、刑事政策的に望ましくないとの批判が可能である。
2015年 予備試験 第7問 肢2
既遂犯が成立する場合にも,結果発生防止のための真摯な努力をしていれば,中止未遂が成立する。
2015年 予備試験 第7問 肢5
中止未遂の刑は,刑法第43条ただし書により,任意的に減軽又は免除される。
2010年 司法試験 第10問 肢5
中止犯が成立する場合,必ずその刑が免除される。
第44条未遂罪

未遂を罰する場合は、各本条で定める。