司法試験・予備試験AIブートラボ 司法試験AIブートラボ
条文 刑法 第2編 第二編 罪

第26章 第二十六章 殺人の罪

読む 解く 引く
第199条過去問 22

人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の拘禁刑に処する。

この条文の過去問 22問
2024年 司法試験 第4問 肢ウ
甲は、4歳の実子Aから甲に殺害されることの承諾を得て、殺意をもってAを包丁で刺殺した。この場合、Aが殺害されることを承諾しているから、甲に殺人罪が成立することはない。
2023年 司法試験 第5問 肢ウ
暴力団員甲及び乙は、対立する暴力団員A及びBを襲撃して殺害することを共謀し、路上を連れ立って歩いていたA及びBを待ち構えた上で、甲がAを、乙がBを、それぞれ殺害した。この場合、甲及び乙を共同正犯とする2個の殺人罪が成立し、これらは併合罪となる。
2023年 司法試験 第6問 肢オ
強制性交の目的で、殺意をもって、強度の暴行を加えた上で相手方と性交し、同暴行により、同人を死亡させた場合には、強制性交等致死罪のみが成立する。
2023年 司法試験 第9問 肢4
不作為による殺人罪が成立するためには、行為者と生命の危機に瀕した者との間に親族関係や契約関係が必要であるから、行為者が、そのような関係にない重篤な患者に対する医師の治療を打ち切らせて同患者を一人暮らしの自宅に引き取った上、その生命を維持するために必要な医療措置を受けさせずに同患者を死亡させたとしても、殺人罪は成立し得ない。
2023年 予備試験 第11問 肢ウ
暴力団員甲及び乙は、対立する暴力団員A及びBを襲撃して殺害することを共謀し、路上を連れ立って歩いていたA及びBを待ち構えた上で、甲がAを、乙がBを、それぞれ殺害した。この場合、甲及び乙を共同正犯とする2個の殺人罪が成立し、これらは併合罪となる。
2021年 司法試験 第13問 肢ア
間接正犯の実行の着手については,被利用者の行為を基準として実行の着手を判断すべきところ,本件では,それと同様の考え方が妥当する。
2017年 予備試験 第1問 肢4
甲は,狩猟仲間のVを熊と誤認して猟銃弾を1発発射し,Vの大腿部に命中させて大量出血を伴う重傷を負わせた直後,自らの誤射に気付き,苦悶するVを殺害して逃走しようと決意し,更に至近距離からVを目掛けて猟銃弾を1発発射し,Vの胸部に命中させてVを失血により即死させた。Vの大腿部の銃創は放置すると十数分で死亡する程度のものである一方,胸部の銃創はそれ単独で放置すると半日から1日で死亡する程度のものであった。この場合,甲の2発目の発射行為とVの死亡との間には,因果関係がない。
2017年 予備試験 第8問 肢2
甲は,乙が居住する乙所有の家屋を燃やそうと考え,同家屋に放火し全焼させたところ,同家屋内で就寝中の乙が焼死した。甲が乙を殺そうと考えて同家屋に放火した場合でも,甲には,法定刑に死刑を含む現住建造物等放火罪のみが成立する。
2017年 司法試験 第13問 肢3
相手の頭部を殴打する暴行を加えた時点で行為者に責任能力が存在したとしても,その暴行により相手が死亡した時点で行為者に責任能力が存在しなければ,死亡の結果について行為者に刑事責任を問うことはできない。
2015年 司法試験 第1問 肢エ
不真正不作為犯は,殺人罪や放火罪については成立するが,財産犯については成立しない。
2015年 司法試験 第6問 肢1
甲は,Vには自殺がどのようなものかを理解する能力がなく,しかもVが甲の命ずることには何でも服従するのを利用してVを死亡させようと考え,Vに対して,首を吊る方法を教えた上,これを実行するよう命じた。Vは,甲から命じられたとおりに,教えられた方法で自ら首を吊って窒息死した。
2015年 司法試験 第6問 肢2
甲は,真冬の深夜,河川堤防でVに激しい暴行を加えたところ,Vは走って逃げ出した。甲は,逃げるVを堤防際まで追い詰めれば,逃げ場を失ったVが堤防から下の川に飛び込んで溺死するかもしれないがそれでも構わないと考え,Vを堤防際まで追い詰めた。逃げ場を失ったVは,甲からの暴行を免れるため,堤防から約3メートル下の川に飛び込んで溺死した。
2014年 予備試験 第2問 肢ウ
尊属殺という特別の罪を設け,刑罰を加重すること自体は直ちに違憲とはならないが,加重 の程度が極端であって,立法目的達成の手段として甚だしく均衡を失し,これを正当化し得べ き根拠を見出し得ないときは,その差別は著しく不合理なものとして違憲となる。
2014年 司法試験 第3問 肢ウ
尊属殺という特別の罪を設け,刑罰を加重すること自体は直ちに違憲とはならないが,加重の程度が極端であって,立法目的達成の手段として甚だしく均衡を失し,これを正当化し得べき根拠を見出し得ないときは,その差別は著しく不合理なものとして違憲となる。
2014年 司法試験 第7問 肢1
Aは,BがVを殺害しようとして拳銃で狙っているのを見て,Bの発射した弾丸がVに命中しなかった場合には自らVを射殺してBの目的を達成させようと考え,Bの知らない間に拳銃を持って付近に待機していたが,Bの発射した弾丸がVに当たってVが死亡した。この場合,Aには殺人既遂罪の幇助犯が成立する。
2014年 司法試験 第9問 肢5
甲は,登校中の子供に毒入りジュースを飲ませてこれを殺害する目的で,前日の夜に,夜間は人通りのない通学路に致死量を超える毒を混入させたペットボトル入りのジュースを置いた。 甲には殺人罪の実行の着手が認められる。
2013年 予備試験 第9問 肢5
この見解は,監禁罪と恐喝罪の罪数関係を,判例における監禁罪と殺人罪の罪数関係と同様に考えている。
2013年 司法試験 第11問 肢1
Aが甲に対してその特別の能力に基づく治療を行うことを真摯に求めていたという事情があれば,甲にはその治療を行うことについてのみ作為義務が認められるから,この判旨の立場からも殺人罪の成立は否定される。
2013年 司法試験 第17問 肢2
甲は,通常の判断能力がないVの殺害を計画し,Vに対し,首をつっても仮死状態になるだけであり,必ず生き返るとだまして,Vに首をつらせて窒息死させた。甲には自殺関与罪が成立する。
2013年 司法試験 第17問 肢3
甲と乙は,自分たちのことを日頃ばかにするVを懲らしめてやろうと思い,Vに傷害を負わせる旨共謀した。そして,甲と乙は,それぞれ,Vに対し,日頃の恨みを言いながら,その身体を殴り付けた。Vは,これに応答して甲らを罵った。すると,乙は,Vの発言に腹を立て,殺意をもって,隠し持っていたナイフでVを刺し殺した。乙に殺人罪が成立する場合,甲には,Vに対する殺意がなくても殺人罪の共同正犯が成立する。
2012年 予備試験 第11問 肢5
甲は,強姦するため,殺意をもってV女に強度の暴行を加え,同女の反抗を抑圧した上で同女を姦淫し,同暴行により,同女を死亡させた。甲には強姦致死罪のみが成立する。
2011年 司法試験 第20問 肢1
V1に対する行為について刑法(殺人罪)が適用される。
第200条過去問 4

削除

この条文の過去問 4問
2025年 予備試験 第2問 肢ウ
尊属に対する尊重報恩は、旧家族制度的倫理観に基づくもので合理的とはいえないから、子が親を殺害した殺人事件において、被害者が尊属であることを犯情の一つとして具体的事件の量刑上重視することは、憲法第14条第1項に違反する。
2025年 司法試験 第3問 肢ウ
尊属に対する尊重報恩は、旧家族制度的倫理観に基づくもので合理的とはいえないから、子が親を殺害した殺人事件において、被害者が尊属であることを犯情の一つとして具体的事件の量刑上重視することは、憲法第14条第1項に違反する。
2014年 予備試験 第2問 肢ウ
尊属殺という特別の罪を設け,刑罰を加重すること自体は直ちに違憲とはならないが,加重 の程度が極端であって,立法目的達成の手段として甚だしく均衡を失し,これを正当化し得べ き根拠を見出し得ないときは,その差別は著しく不合理なものとして違憲となる。
2014年 司法試験 第3問 肢ウ
尊属殺という特別の罪を設け,刑罰を加重すること自体は直ちに違憲とはならないが,加重の程度が極端であって,立法目的達成の手段として甚だしく均衡を失し,これを正当化し得べき根拠を見出し得ないときは,その差別は著しく不合理なものとして違憲となる。
第201条過去問 1

第百九十九条の罪を犯す目的で、その予備をした者は、二年以下の拘禁刑に処する。ただし、情状により、その刑を免除することができる。

この条文の過去問 1問
2022年 司法試験 第11問 肢1
刑法第60条における「実行」とは、基本的構成要件の実現に向けた行為に限定され、予備行為はこれに含まれないから、予備罪の共同正犯は成立しない。
第202条過去問 6

人を教唆し若しくは幇助して自殺させ、又は人をその嘱託を受け若しくはその承諾を得て殺した者は、六月以上七年以下の拘禁刑に処する。

この条文の過去問 6問
2024年 司法試験 第4問 肢ウ
甲は、4歳の実子Aから甲に殺害されることの承諾を得て、殺意をもってAを包丁で刺殺した。この場合、Aが殺害されることを承諾しているから、甲に殺人罪が成立することはない。
2015年 司法試験 第6問 肢1
甲は,Vには自殺がどのようなものかを理解する能力がなく,しかもVが甲の命ずることには何でも服従するのを利用してVを死亡させようと考え,Vに対して,首を吊る方法を教えた上,これを実行するよう命じた。Vは,甲から命じられたとおりに,教えられた方法で自ら首を吊って窒息死した。
2015年 司法試験 第6問 肢3
甲は,Vから,包丁で腹部を突き刺して殺してほしいと依頼され,これを真意から出た依頼であると信じて包丁でVの腹部を突き刺したが,その依頼はVの冗談であって,Vの真意から出たものではなかった。Vは,甲から腹部を包丁で刺されたことにより失血死した。
2013年 司法試験 第3問 肢ウ
甲は,重病の母親乙の首をロープで絞めて殺害した。乙が殺害につきあらかじめ甲に対して承諾していた場合,甲に殺人罪(刑法第199条)は成立しない。
2011年 司法試験 第8問 肢2
甲は,重病で苦しんでいる妻乙に同情して,同人の首を絞めて窒息死させた。乙の殺害について乙があらかじめ甲に対して承諾していた場合,甲の行為は,いずれの構成要件にも該当せず,犯罪は成立しない。
2011年 予備試験 第9問 肢2
甲は,重病で苦しんでいる妻乙に同情して,同人の首を絞めて窒息死させた。乙の殺害について乙があらかじめ甲に対して承諾していた場合,甲の行為は,いずれの構成要件にも該当せず,犯罪は成立しない。
第203条過去問 4

第百九十九条及び前条の罪の未遂は、罰する。

この条文の過去問 4問
2021年 司法試験 第13問 肢ア
間接正犯の実行の着手については,被利用者の行為を基準として実行の着手を判断すべきところ,本件では,それと同様の考え方が妥当する。
2017年 予備試験 第13問 肢4
④について,丙が作成した弁解録取書には,甲の署名押印がないが,甲の供述内容が記載されていることから,甲には公用文書等毀棄罪が成立する。
2017年 司法試験 第20問 肢4
④について,丙が作成した弁解録取書には,甲の署名押印がないが,甲の供述内容が記載されていることから,甲には公用文書等毀棄罪が成立する。
2015年 司法試験 第6問 肢3
甲は,Vから,包丁で腹部を突き刺して殺してほしいと依頼され,これを真意から出た依頼であると信じて包丁でVの腹部を突き刺したが,その依頼はVの冗談であって,Vの真意から出たものではなかった。Vは,甲から腹部を包丁で刺されたことにより失血死した。