記事
短答・論文の学習に役立つ論点整理と判例解説。全697本。 / カテゴリ: 刑法
因果関係の錯誤とは?故意は阻却されるか
因果関係の錯誤とは何かを、判例・通説の処理と「不要論」の対立まで整理。遅すぎた構成要件の実現(砂末吸引事件)と早すぎた構成要件の実現(クロロホルム事件)の2類型を比較表で示し、答案での検討順序を手順化する。
大阪南港事件と危険の現実化|刑法の因果関係をわかりやすく
大阪南港事件(最決平2.11.20)を時系列表で整理し、危険の現実化説・条件説・相当因果関係説を比較表で対比。米兵ひき逃げ事件・高速道路侵入事件など介在事情の類型別に判例を整理します。
原因において自由な行為|構成要件モデルと例外モデルの対立
原因において自由な行為の法理を体系的に解説。構成要件モデルと例外モデルの対立、実行行為と責任能力の同時存在原則の修正を判例とともに整理します。
承継的共同正犯の可否|先行者の行為への途中加担
承継的共同正犯の可否を解説。肯定説・否定説・限定肯定説の対立、最決平24.11.6の判例法理、具体的事例の処理方法を整理します。
正当防衛の成立要件|急迫不正の侵害と防衛行為の相当性
刑法36条1項の正当防衛の成立要件を体系的に解説。急迫性、不正の侵害、防衛の意思、相当性の各要件について判例法理を整理します。
強盗致傷罪とは?強盗致死傷罪(240条)の成立要件と論点整理
強盗致傷罪・強盗致死罪とは何かを解説。240条が結果的加重犯と故意犯の双方を含む構造、「強盗の機会」の判断、致傷の程度、共犯者の行為による結果の帰責までを整理します。
通貨偽造罪とは?保護法益と「行使の目的」を判例で解説(最判昭34.6.30)
通貨偽造罪とは何かを解説。保護法益(通貨に対する公共の信用)、「行使の目的」の意義、どの程度似ていれば「偽造」といえるのかという偽造の程度の判断を、判例に沿って整理します。
強制わいせつ罪と性的意図|判例変更の内容と未遂(最大判平29.11.29)
強制わいせつ罪に性的意図が必要かを解説。不要とした最大判平29.11.29の判例変更の内容、旧判例(最判昭45.1.29)との違い、保護法益論の変遷と未遂・致傷の処理までを整理します。
共犯と身分|65条1項・2項の解釈と適用関係
刑法65条1項・2項の共犯と身分を体系的に解説。真正身分犯と不真正身分犯の区別、1項・2項の適用関係をめぐる学説対立と判例を整理します。
背任罪とは?横領罪との区別基準を判例で解説(247条・252条)
背任罪とは何かを解説。横領罪との区別基準(権限逸脱説・権限濫用説)、図利加害目的と任務違背行為の意義、二重抵当や不良貸付の処理まで、判例を追って整理します。
記事で扱った論点を、過去問ベースの肢別演習でそのまま確かめられます。登録は無料です。